Bandcampとは?
Bandcampは音楽ファイルを売ることができるウェブサービス
Bandcampとは海外発の音楽ダウンロード販売サービスです。
主なポイントとしては、(1) 試聴機能が付いていて販売ページが豪華、(2) アップロードから販売まで全部自分で出来るというところが挙げられます。
iTunesのように配信を依頼してという作業はなくて、アップロードから配信まで、全て自分で行えるので、いつでも簡単に音楽をダウンロード販売することが出来ます。
販売手数料は最大で15%と安めになっています。
ウェブ上で音楽を販売する他の手段
ウェブ上で音楽を販売する手段はBandcampだけではありません。
インディペンデントに音楽を配信・販売する方法の一覧は以下をご覧ください。
Bandcampの使い方
(1) アーティストとして新規会員登録
それでは、Bandcampで音楽ダウンロード販売をする方法を解説していきます。
まずは、会員登録が必要です。
(a) 会員情報の入力
こちらのページから会員登録が可能です。
以下のような感じで、ユーザー名/パスワード/メールアドレス/アーティスト名を上から順に入力します。
(b) アーティスト情報の入力
次にアーティスト情報を入力します。

上から順に、主なジャンル/ジャンルのタグ(複数)/地域です。
次に、ドメイン(URL)を指定したら会員登録は完了です。

(2) アルバム販売ページの作成
次に音楽をアップロードして、販売ページを作成します。
(a) アルバム販売ページの作成

まずは、左上の「add music」から「add album」を選択。(シングルを販売する場合は「add track」を選択。)

画像のようにして、アルバム名、価格、説明などを記載します。青色で消している部分はPayPalのアカウントアドレスです。PayPalを紐付けていない場合は、ここでBandcampと紐付ける必要があります。(※後で解説)
右側上から順に、アルバムのアートワークをアップロード、追加ファイル(PDF形式のブックレット、画像ファイル、動画ファイルなど)をアップロード、アルバムについての説明、クレジット、ジャンルタグを記入します。
(a’) PayPalアカウントをBandcampに設定

右上のところから、「プロフィール」を選択。

プロフィール設定のページに飛んだら、スクロールしてPayment DetaisのところにPayPalアカウントのメールアドレスを入力してください。
PayPalアカウントを持ってない方は、下記を参考にして作成してください。
(b) 曲をアップロード
次は曲をアップロードしていきます。

「add track」をクリックしたら、wav形式かaif形式かflac形式の音源ファイルを選択してアップします。

曲名や価格を入力します。曲のバラ売りも可能な場合はひとつめのチェックボックスにチェックを入れます。二つ目のチェックボックスは決めた価格以上を希望するファンが払えるようにするかというもので、チェックを入れておいて問題ありません。
続いて、曲の説明、歌詞、クレジット、アーティスト等を入力。曲ごとにアートワークを変えたい場合は、Upload Trackの部分で設定します。

こちらの上の方はクリエイティブ・コモンズ等になっています。それよりも青色部分が大切で、ここにチェックを入れるとボーナストラック扱いになり、試聴が出来ない曲として扱われます。
Bandcampは全曲フル試聴可能が前提になっているので、購入前に試聴できないようにしたい場合は、ここにチェックを入れておきます。アルバム説明の部分に試聴にない収録曲もきちんと含まれていることを書いておくといいでしょう。
音楽をダウンロード販売を開始!
全て入力が終わったら、Publishをクリックして販売を開始しましょう!!

販売ページはこんな感じに。

インディペンデントで音楽をするなら
Bandcampを使えば、簡単に音楽のダウンロード販売が開始できてしまいます。DIYの今の時代にピッタリなサービスですね!
インディペンデントで音楽をするなら、こちらの本がおすすめです!
自分のCDを売るために残響レコードを立ち上げて、現在は9mm Parabellum Ballet等を抱えて急成長中の河野章宏さんが書いた本で、どういうふうに売上が立つかや、マーケティング、ブランディング、レーベル運営のノウハウ、アーティストの成長戦略等、とにかく自主で片っ端からやっているからこそな内容が惜しみなく書かれています。
こんな本もあるみたい。
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