ヒップホップ用語:シカゴドリルとは

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シカゴドリルとは

シカゴドリルとは、2010年代にシカゴで盛り上がったトラップ文化・ギャングスタラップ文化です。

シカゴのチーフ・キーフというラッパーが、当時16歳にして「I Don’t Like ft. Lil Reese」を大ヒットさせたことで、シカゴのギャングスタラップに注目が集まりました。

チーフ・キーフは、従来のインターネット上のミックステープシーンとも違った、YouTubeの自主制作MVを通じた成り上がりを体現して見せたことで、その後、多くの若手ラッパーが誕生するきっかけともなりました。そして、チーフ・キーフに続こうと、ラッパーたちが次々とシーンに登場することにより、シカゴドリルというシーンが全米から認識されるようになりました。リル・ダークのように、今でもトップアーティストとして活躍するラッパーもシカゴ・ドリルのシーンから登場しています。

一方で、シカゴドリルは、シカゴ南部の現役ギャング構成員たちがラップをしていたという側面もあり、ギャングの抗争や人の生死がエンタメとして消費されていたというネガティブな評価もあります。

全米や世界中のリスナーは、シカゴドリルのシーンを通じて、単に音楽を楽しむだけでなく、その裏側にあるギャングの活動や抗争、人の生死までをも含めて、エンタメ的に楽しんでいたという指摘です。

実際に、YouTuberのアカデミクスは、シカゴのギャングの抗争をゴシップ的に取り上げて人気を得ていましたし、今は亡きシカゴドリルのラッパーたちがいるのも事実であり、こうした指摘とともにシカゴドリルのシーンは徐々に熱気を失って行きました。

 

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