イーストコースト(東海岸)とは
イーストコーストとは、ヒップホップが誕生した地でもあるニューヨークを中心とするアメリカ東海岸のヒップホップを指します。
ヒップホップが盛んな土地としては、ニューヨークを中心としたイーストコースト(東海岸)、カリフォルニアを中心としたウェストコースト(西海岸)、ジョージア州のアトランタを中心としたサウス(南部)などがあります。
イーストコーストのヒップホップ音楽の特徴は、ジャズ音楽などをサンプリングしたビートにスキルフルで流暢なラップを乗せるというものです。
80年代〜90年代には、ヒップホップシーンの中心となるラッパーを多く輩出しました。具体的には、ラキム、ケアレスワン、Qティップ、ノトーリアスB.I.G.、ジェイZ、ナズなどがあげられます。直近は、サウスなどに押され気味ではありますが、ジョーイ・バッダスなどの若手ラッパーも活躍しています。
また、インターネット上で音楽が発表されるようになって以降は、エイサップ・ロッキーのように、ニューヨーク出身でもサウスに影響を受けた音楽をつくるラッパーもいるため、徐々に出身地と音楽性は関係がなくなりつつもあります。
written by @raq_reezy
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