ナズがチーフキーフを擁護。「ストリートでは自分がゼロだって感じたら、何にだって手を染めてしまう。」

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ナズは言う。「自分には何も無いと感じるとき、とても小さなことが人生に目的を与えてくれることがある。」

ナズは最近(2014年4月)、REVOLTとのインタビューでチーフ・キーフについて触れた。

 

「みんなが理解しなければいけないのは、ストリートではルールが違うってことだ。歴史の中に何らかの方法で自分の名前を書き連ねない限りは、お前は存在しないも同然なんだ」とナズは言う。

「みんな”何でそっちの方向に行くんだ?何でコイツらはこんなことをするんだ?”って言う。俺も言うけどね。『Scarface』や『Paid In Full』って映画がどういうエンディングを迎えたかは知ってるだろ。それなのに何で同じ道を歩むんだ?って考えるのは不思議なことじゃない。でも、そこには理由があるんだ。ストリートではみんなまず自分を見つけなければいけないんだ。ストリートに暮らしていると、自分には何も無いと感じるとき、とても小さなことが人生に目的を与えてくれることがある。」

「みんな行き着く先なんて気にしてないんだ。どうせ何も無いところからスタートしてるからさ。」とナズは付け加える。「自分がゼロだって感じたら、自分は存在しないも同然だって感じたら、何にだって手を染めてしまうもんさ。だって存在しないも同然なんて嫌だろ。何も持ってないなんてゴメンだろ。生きてるって感じるためなら、何だってしてしまう。それは刑務所に入る可能性があることかもしれない。それでも手を染めてしまうのさ。」

チーフキーフはキャリアを通して何度も法的なトラブルを抱えて来た。彼は職業に影響を与えてしまう程にドラッグに漬かりきっていることもまた確かだ。2014年の2月には、チーフキーフはドラッグ中毒によって良い音楽を作るための能力が損じられたとも述べている。「俺のミックステープの過去2作品は失敗作だ。」と『Bang Pt.2』と『Almighty So』についてチーフキーフは述べていた。「プロメタジンをやりすぎた。」とキーフは付け加えた。「俺はめちゃくちゃだった。もうコデインはやらない。」

チーフキーフについてのナズのインタビューは以下を参照。

*この記事はHIPHOP DXに掲載されている記事の和訳です。

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