情報リテラシーは「嘘を嘘と見抜く力」だけじゃなく「嘘を嘘と見抜けないことを前提とした情報との付き合い方」もあると思う

公開日: 曲にする程じゃないこと

以下のような記事がタイムラインに流れてきました。

「安保法案反対デモで孫が死んだ」とのデマがTwitter拡散。写真を悪用された親は冷静な議論呼びかけ

 

安保法案反対デモにむりやり連れて行かれた孫が熱中症で死んだというデマツイートが拡散したという内容なんですが、デマツイートっていうのは今に始まったことじゃないですよね。

ハーバードの朝何時だかの光景とか、巨大な鯉が釣れたとか、いろいろあると思うんですが、エンターテイメントというか害のないデマならまぁ問題ないし、騙されてるほうが楽しいよねという話もあるわけです。フィクションという前提を置いた上でリアルさを追求した表現というのは小説に始まり、たくさんあるわけです。ソーシャル空間上のフィクションとして楽しめばいいわけですね。

ただ、これが社会的な事柄に及ぶと悪質さが増してくるわけです。

 

情報リテラシーを高めないといけないというのは昔から言われていることです。

これって、一般には嘘を嘘と見抜けない人間にインターネットを使うのは難しいてきな理解だと思うんですが、じゃあ嘘を嘘と確実に見抜く力なんて身に付くのかなぁとふと思ったわけです。

僕は社会というものの中で自分がどう生きればいいのか的なことにはどちらかといえば興味があるのですが、社会を動かすとか社会はどうあるべきとか、そういう社会が主体になる話には興味が無いんですね。でも、政治とか、そういう社会が主体になる話にめちゃくちゃ興味を持ってたとしたら、こういうツイートを真に受けると思うんですね。で、嘘と見抜けるかといえば見抜けないかもしれないなぁと。

 

そうすると情報リテラシーを高めるというのは、もちろんネットサーフィンをたくさんして、嘘を嘘とある程度見抜けるようになるというのもひとつかもしれないんですが、自分にとってあまり関係ない情報には首をつっこまずにスルーするとか、そういう、嘘を嘘と見抜けない前提でどう情報が溢れる中でやっていくのかという視点も大切かもしれないなぁと、自戒を込めて思いました。

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