キンコン西野氏が発行する言葉の仮想通貨「レターポット」が楽しそう。


お金と社会, インターネット, ウェブとメディア, テクノロジー / 月曜日, 10月 2nd, 2017

キングコング西野さんが発行するらしい、言葉の仮想通貨「レターポット」。

インターネットによって無制限に発せられるようになった言葉を有限なものに戻す意味もあって、すごく面白そう。

言葉の仮想通貨「レターポット」とは

どういうものかということで、naoyasu.netさんから引用してみます。

手紙の文字数に応じて、お金を送ることができる全く新しい通貨です。

例えば、運営から1文字10円で500文字買います。

そして、好きな人の誕生日に「おめでとうございます!」と500文字の手紙を書きます。

500文字×10円なので、5000円。

5000円の請求が手紙を書いた本人に届き、手紙は好きな人に届き、5000円が振り込まれる。

振り込まれた人は、5000円に換金することもできますし、その文字を使って誰かに手紙を書いて振り込むこともできます。

西野さんは、『文字をみんなで送り合う世界を作る。』という言い方をされていました。

すごく簡単に言うと、お金と文字が一体化したものというイメージです。

たとえば、1文字10円だったら、1,000文字の文章を送ると、その文章は1,000文字であり、かつ10,000円でもあるわけです。

面白くないですか?

インターネット前には「紙面」という制約があった

無制限に送れるようになった「言葉」

今の社会を見てみると、言葉というのは、ほぼ無制限に送りあえるようになっています。

メール、SNS、メッセージアプリ、ウェブメディア。

SEO対策を考えて、10,000文字以上で記事を量産しようとか。

その結果、もちろん今でも素晴らしい文章は素晴らしいのですが、文字や言葉というもの自体の価値は、間違いなく、どんどん落ちていると思います。

昔は、送れる言葉は有限だった

しかし、振り返ってみると、もともと言葉というのは、無制限に送りあえるものではありませんでした。

新聞や紙の雑誌には、紙面という制約があり、そこに入れることができる文字数は限られています。ハガキも、そこに書くことができる文字数は有限です。

基本的に、限られた物には価値があります。アート作品も、金も銀も、ビットコインも、価値があると思われているのは、それが限られたものだからです。

だから、昔のほうが言葉は貴重だったと思います。

レターポットは言葉を「限られたもの」に戻す

その点、レターポットで送れる言葉は、無制限ではありません。

1文字10円のときに、10,000円しかなければ、1,000文字しか送れないのです。

しかも、貰った1,000文字は10,000円に換金することもできます。

そうすると、その1,000文字の文章を送って貰っただけでも、なんだか嬉しくなります。

どうでもいいメールで1,000文字送られてくるのと、考えられた価値のある1,000文字が送られてくるのとは、まるで違う体験です。

これ、実際にやってみないと分からない部分はありますが、ほんとに楽しいんじゃないかという気がしています。

レターポットの用途

上記の記事でも書かれているように、退職する人への感謝の言葉をレターポットで送ったり、

親しい人への大事なメッセージをレターポットで送ったり、

旅行先から絵葉書気分で、お土産代わりも兼ねて、現地の様子などを書いてレターポットで手紙を送ってみたり、

埋もれないよう本当に読んでほしいものをレターポットで送ったり、

ファンレターをレターポットで送ったり(換金できるから金銭的サポートにもなる)、

など、いろいろな場面で使えそうです。

その他どうでもいいこと

その他、大枠と関係ないので、どうでもいいんですが、上の記事のように間に中央管理者がいると、資金移動業にあたると思います。

資金移動業にあたってもいいんですが、せっかくなので、分散型になってて、換金は仮想通貨交換所で出来るというのも、おもしろいんじゃないかなと。