M&A用語:組織再編行為とは

M&A用語集

sponcered by







組織再編行為とは

組織再編行為とは、会社の組織と形態を変更する会社法上の行為を指します。

具体的には、合併会社分割株式交換株式移転の4つのストラクチャーが組織再編行為に該当します。

組織再編行為のうち、金銭等不交付要件や事業継続要件など一定の税制適格要件を満たす場合は、適格組織再編となります。その場合、組織再編税制の対象となり、資産・負債の移転を簿価で行い、評価損益を計上せずに、課税を繰り延べできるなどのタックスメリットがあります。

通常のM&Aを行う場合にも、このようなタックスメリットが得られるようなストラクチャーがある場合、それを選択することも検討します。このような税制周りに基づくストラクチャーのプランニング等をタックスプランニングといいます。

また、組織再編行為においては、会社の法人格や財産に変動が起こる場合もあり、債権者にも利害が大きいことから、債権者保護手続きが求められるケースがあります。

written by @raq_reezy

関連記事

M&Aの7種類の方法や手法(ストラクチャー)をわかりやすく解説

M&Aの7種類の方法や手法(ストラクチャー)をわかりやすく解説

2022年1月31日
M&A案件の手順やプロセスの流れをステップ別にわかりやすく解説

M&A案件実務の手順やプロセスの流れをステップ別に解説

2022年2月7日
M&Aとは何の略?意味や目的を簡単に解説

M&Aとは何の略?意味や目的を簡単に解説

2022年1月27日

関連用語

M&A用語一覧に戻る

sponcered by







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

ラップをしています!アルバム『アウフヘーベン』、EP『Lost Tapes vol.1』、『Lost Tapes col.2』を発売中!