ラップとは
ブロックパーティーを盛り上げるために、DJの横でMCがマイクを持ってお客さんに向けて煽るようになったのがその始まりで、やがてそうしたMCが韻を踏んだり、書いてきたリリックを披露するようになり、ラップが誕生しました。
シュガーヒル・ギャングの「Rapper’s Delight」を皮切りに、ラップがレコーディングされて音源として発売されるようになると、パーティーの現場ではなく、プロデューサーがつくったビートにのせてラップするのが主流となっていきます。
ラップする内容も時代とともに移り変わっており、中でも1980年代の後半にアメリカ西海岸で誕生したギャングスタラップは、今でもラッパーのリリックに大きな影響を与え続けています。
2000年代からは、オートチューンの登場によって、カニエ・ウェストやリル・ウェインといったラッパーがラップにメロディをつけて歌うようにフロウする歌唱法を流行らせ、マンブルラップやエモラップなどに繋がっていきました。
written by @raq_reezy
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