記事の目次
はじめに
映画『翔んで埼玉』を観たので、以下について書いています。
- あらすじ・ネタバレと感想
- 視聴方法(無料あり)
- 口コミ・評判・レビュー
- 監督・キャスト
*他の映画について知りたい方は、おすすめ映画の一覧をご覧ください。
written by @raq_reezy
『翔んで埼玉』のあらすじ・ネタバレ
武内英樹監督・魔夜峰央原作の映画『翔んで埼玉』を観ました。
あらすじ・ネタバレ
暑い夏のある日、埼玉県熊谷市に住む菅原家の一家は、娘の愛海の結納のため、父の運転する自家用車で東京都内に向かっていた。結婚を機に、東京都に引っ越して東京都民になりたいと愛海がはしゃいでいると、カーラジオのNACK5で、都市伝説を題材にしたラジオドラマが始まった。それは「埼玉解放の伝説の人物・麻実麗」の物語だった。
19XX年、東京では埼玉への迫害が続いていた。埼玉県人は通行手形なしでは都内に入ることもできず、過度に虐げられた生活を余儀なくされている。そんな東京の中でも、代々東京都知事を生み出してきた超名門校・白鵬堂学院に、海外から麻実麗という美少年が転校してきた。
差別を受ける埼玉出身のZ組生徒をなぜか庇い立てする麗に、不快感を抱く生徒会長・壇ノ浦百美は、全校生徒の前で東京各地の空気の匂いを当てさせる「東京テイスティング」[24]という無理難題を吹っかけて、麗に恥をかかせようとするが、麗はそれを見事クリア。逆に百美は麗に心惹かれるようになってゆく。
しかし麗と百美のデート中に、実は麗が埼玉県人であることが発覚してしまう。埼玉に対する激しい拒絶反応に苦しみながらも、愛する麗と共に逃避行を続ける百美。そしてこの騒動の陰では、埼玉より先に通行手形制度の撤廃を狙う「千葉解放戦線」が蠢いており、やがて事態は埼玉対千葉の全面戦争へと発展してゆく。
埼玉解放戦線、千葉解放戦線は流山橋付近の江戸川を挟んで対峙するが、実は百美が赤城山で歴代の東京都知事が不正に蓄財した金塊を発見したことにより、事前に和解が成立しており、両軍は合流して東京都内に攻め込む。そして百美が不正蓄財を暴露したことにより、壇ノ浦建造は失脚する。百美と麗は埼玉デュークが計画していた、これといった特色のない埼玉の文化を、秘密裏に日本全国に広める「日本埼玉化計画」を開始する。
このドラマを聞きながら、埼玉出身の父・好海と千葉出身の母・真紀が夫婦喧嘩を始めてしまうが、埼玉と千葉の和解の顛末を聞いてすぐに仲直りする。それを傍から見ていて呆れる愛海だったが、婚約者の春翔も、結納会場に向かう自動車のカーラジオで同じドラマを聞いていて埼玉愛に目覚め、東京ではなく春日部市に新居を構えることを決意したと知り、愕然となるのであった。
Wikipediaより
『翔んで埼玉』の感想
評価★1:最初から最後まで意味不明(笑)
「これ原作の漫画を読んでなくても楽しめる人いるの?」という感じで、一貫して意味不明でした(笑)。
僕が埼玉について知らなさすぎるだけかもしれませんが、ジョークもよくわからないし、感想をどう書いていいかすら分からない。
キャストの人数も多くて気合い入ってるし、Gacktや二階堂ふみの演技は全くケチないんだけど、なんか良くわからないけど、壮大な身内ネタを見せられている感じでした(笑)。
一応、漫画はこちらです。
『翔んで埼玉』の視聴方法(無料あり)
無料で視聴する方法(1)
- amazon primeに登録する(30日間無料)
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無料で視聴する方法(2)
- U-NEXTに登録する(31日間無料)
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レンタルで観る
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『翔んで埼玉』の口コミ・評判・レビュー
★3.5:埼玉県民は面白いですね。
埼玉県ってそんな駄目なとこだろうか。なんでそんなに自尊心が低いのかよくわからない。自分は神奈川県民なのであまり埼玉県に行かないのでよくわからないな、と思っていたのだが、本作を見てなるほどと思った。行かないのは要するに行っても見るものがないということだと。無個性であることが自尊心の低さになっているのだが、本作はそんな無個性を揶揄することで逆に埼玉に強烈な個性を与えることに成功していると言えるかもしれない。この映画を観れば、「埼玉県民おもしれーなー」とやっぱり思うわけだし。クライマックスに提示される「全国総埼玉化計画」は現代社会に対して皮肉が効いている。どこに行っても同じお店が並び、同じような風景ばかりになってしまった。確かに日本は埼玉化しているのかもしれないと思った。
GACKTと二階堂ふみのハマり具合は素晴らしかった。GACKTは画面にいるだけでそこが異空間のようになる。この映画に欠かせない存在だった。
映画.com
★3.5:邦画界のガラパゴス化を象徴する成功事例
2019年の興収ランキングで8位、日本アカデミー賞で優秀賞12部門、最優秀を監督賞・脚本賞・編集賞の3部門で獲得するなど、大変な話題作だけに期待して鑑賞。だが見かけの軽薄な印象を覆すほどの意外性や深みは感じられず。逆に、ギャグ漫画の世界観を忠実に実写化する商業映画が、興行的にも批評的にも大成功を収めた事実に、邦画の作り手側と受け手側、双方のガラパゴス的独自進化を痛感してしまう。
まず埼玉県のローカル性を首都東京と対比してけなす笑いの質が、弱者をいじめながら「いじってあげている」「相手も喜んでいる」などと開き直る精神性に似て居心地悪い。魔夜峰央の「パタリロ!」はコミックで読んで好きだったので、本作の原作は未読ながらきっと面白いだろうと想像するが、映画化に値する主題かどうかは疑問。百美を二階堂ふみに演じさせることでBL要素をオブラートに包んだ点には、したたかな戦略を感じたが。
映画.com
『翔んで埼玉』の詳細情報
『翔んで埼玉』の概要
『翔んで埼玉』の概要
概要
娘の結納のため一路東京へと向う、埼玉在住の菅原家。その道中車内のラジオで、ある伝説の物語が流れ始めた。それは、東京屈指の名門校・白鵬堂学院を舞台に、生徒会長・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出会いから語られる–。見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める“埼玉解放戦線”のメンバーだった。埼玉県人を庇い立てする麗を怪訝に思っていた百美だが、何故か麗に心を惹かれていき、次第に東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていく–。
『翔んで埼玉』の監督・キャスト
監督
- 武内英樹
キャスト
- 二階堂ふみ
- GACKT
- 伊勢谷友介
- ブラザートム
- 麻生久美子
- 島崎遥香
- 成田凌(友情出演)
- 中尾彬
- 間宮祥太朗
- 加藤諒
- 益若つばさ
- 武田久美子
- 麿赤兒
- 竹中直人
- 京本政樹
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