白川砂とは
白川砂とは、京都の白川上流でとれる花崗岩質の砕けた砂利を指します。細かくなりやすく、光を綺麗に反射するという特徴があります。
日本庭園、特に枯山水庭園においては、綺麗な白い砂利は欠かせない存在で、白川砂は龍安寺など京都の著名なお寺の庭に多く用いられてきました。しかし、現在では白川砂の採取は禁止されています。
露地(茶庭)など、侘び・寂びの観点から必ずしも砂利が白い必要がない庭園では、ビリ砂利や錆砂利が使われます。その他、白川砂ではありませんが、白砂と呼ばれる白い砂利も販売されています。
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本記事を書くにあたり、以下の書籍を参考にしています。日本庭園の種類や歴史、構成要素について、初心者にもわかりやすく解説されています。
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