水琴窟(すいきんくつ)とは
水琴窟(すいきんくつ)とは、露地(茶庭)において、蹲踞の手水鉢(ちょうずばち)の近くの地中に穴を堀り、そこに排水を落とすことで音を響かせる仕組みです。音が響くよう、堀った穴には瓶を埋めておくことが多いです。
『桜山一有筆記』によると、江戸時代を代表する作庭家である小堀遠州が18歳のときに生み出したとされています。
水琴窟は、鹿おどし等と同じく、日本庭園に音景色を付け加える重要な構成要素だと言えるでしょう。
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本記事を書くにあたり、以下の書籍を参考にしています。日本庭園の種類や歴史、構成要素について、初心者にもわかりやすく解説されています。
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