カジノポーカーのルール・遊び方・やり方【テキサスホールデム】

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はじめに

カジノポーカー(テキサスホールデム)のルールを知りたい方へ。

最近、ポーカーが流行っているため、「子どもの頃になんとなくポーカーで遊んだことはあるけれど、あらためてカジノで遊ばれている本物のポーカーのルールを覚えたい」という方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、テキサスホールデムのルールを分かりやすく説明していますので、読んでいただければ、今日からカジノポーカーで遊べるようになります!

ぜひ、最後まで読んでみてください。

カジノポーカーのルールは2種類

カジノで遊ばれているポーカーは、主に(1)テキサスホールデム(2)オマハの2種類ですが、ダントツでプレイヤー人口が多く、世界中でトーナメントが開催されているのはテキサスホールデムです。

テキサスホールデム

テキサスホールデムは、世界で最もメジャーなポーカーです

だいたいのカジノで遊ばれているのはテキサスホールデムで、プレイヤー人口は世界で1億人以上いると言われています。また、世界中で高額賞金付きのトーナメントも開催されています。

テキサスホールデムでは、2枚のスターティングハンド + 5枚のコミュニティカードの合計7枚から、5枚を選んで役をつくります。

スターティングハンドはプレイヤーごとに別々です。つまり、それぞれが持っているスターティングハンド2枚は違います。一方で、コミュニティカードは場にめくっていくカードであり、全員に共通です。

今回は、このテキサスホールデムのルールを解説していきます。

オマハ

オマハは、テキサスホールデムよりも新しいポーカーで、まだプレイヤー人口は多くはありませんが、徐々に普及しています。

オマハの場合は、スターティングハンドが4枚あります。スターティングハンドから2枚とコミュニティカードがから3枚の合計5枚を選んで役をつくります。

カジノポーカーで遊ぶ準備

ポーカーグッズ

まずは、カジノポーカーで遊ぶために必要なものを確認しましょう。

カジノポーカーで遊ぶために必要なもの

以下の記事では、各ポーカーグッズについての詳しい説明とおすすめ商品を紹介しています。

ポーカーグッズ

ポーカーを遊ぶのに必要なポーカーグッズとおすすめ商品を紹介

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カジノポーカーのルール:役を覚えよう

ポーカーの役一覧・強さ・確率

続いて、ポーカーの役を覚えましょう。

ポーカーでは、一番強い役を揃えたプレイヤーが、最終的にベットされたチップを総取りできます。そのため、どんな役があるのかを頭に入れておくことは必要不可欠です。

ポーカーの役は、それぞれのスターティングハンド2枚とコミュニティカード5枚の合計7枚から、一番強い役になるように5枚を選んだものになります。

ポーカーには、以下のような役があります。

ポーカーの役(弱い順)

同じ役同士の場合は、基本的にその役を構成するカードの数字が大きい方が勝ちます。たとえば、AのワンペアとKのワンペアは、Aのワンペアが勝ちます。KQJT9のストレートと87654のストレートは、KQJT9のストレートが勝ちます。

それぞれの役の詳しい説明や出現確率など、さらに詳細に知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ポーカーの役一覧・強さ・確率

ポーカーのルール:役一覧・強さ順・出現確率を解説

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カジノポーカーの勝利条件

ポーカーでは、2種類の勝ち方があります。

自分以外が全員ゲームを降りた場合

ひとつめは、自分以外が全員ゲームを降りた場合です。

あとで詳しく説明しますが、ポーカーでは、前の人がベットした金額以上をベットするか、ゲームを降りるかという選択肢を常に迫られます。

自分がベットして、他のプレイヤーがみんなゲームを降りた場合、最後まで残った自分がそれまでにベットされたチップをすべて獲得できます

自分の役が一番強かった場合

ふたつめは、最後まで進んで役の強さで勝つことです。

後で解説しますが、ポーカーでは、プリフロップ、フロップ、ターン、リバーとベットする機会があります。最後までゲームを降りなかったプレイヤーが二人以上いた場合、最後に自分のスターティングハンドを公開します。これをショーダウンといいます。

ショーダウンまで進むと、残ったプレイヤーの中で役が一番強かったプレイヤーが、それまでにベットされたチップをすべて獲得できます。

カジノポーカーのルール:ゲーム進行の流れ

ポーカーの基本ルール:ゲーム進行とベットラウンド

それでは、いよいよ具体的なゲームの遊び方に入りたいと思います。

最初にざっくりと全体の流れを紹介しておきます。

それぞれ後で詳しく説明していくので、ざっくりとこんな流れなんだなということを掴んでいただければ大丈夫です。

ゲーム全体の流れ

  1. プリフロップそれぞれに2枚の手札を配って、チップを賭けるか降りる
  2. フロップコミュニティカードを3枚めくって、チップを賭けるか降りる
  3. ターンコミュニティカードを追加で1枚めくって、チップを賭けるか降りる
  4. リバーコミュニティカードをさらに1枚めくって、チップを賭けるか降りる
  5. ショーダウン残ったプレイヤーで手札を公開して、役の強さを競う

プリフロップの準備

(1)ディーラー役を決める

まずは、ディーラーボタンを誰か一人の前に置いてください。

このゲーム中は、その人がプレイヤーをしつつ、ディーラー役もこなします。この役割は1ゲームごとに時計回りにまわしていくので、深く考えずに、誰か一人を選んでください。

(2)ディーラーはカードを配る

ディーラー役が決まったら、その人は山札をよくシャッフルして、全プレイヤーに2枚ずつカードを裏向きに配ります。各プレイヤーに配られた2枚の手札をスターティングハンドと呼びます。また、みんなの真ん中にカードを3枚裏向きに置いてください。これをコミュニティカードといいます。

(3)ブラインドをベットする

続いて、ディーラーからみて左側に座っている人(=スモールブラインドといいます)は、ブラインドベットします。いくらのチップを置くかは、カジノだとテーブルレートによって決まりますが、とりあえず1ドルだとしましょう。一番安いチップを1枚置いてください。

さらに、スモールブラインドからみて左側に座っている人(=ビッグブラインドといいます)も、ブラインドをベットします。ビッグブラインドのベット額はスモールブラインドの2倍です。今回は2ドルだとしましょう。一番安いチップを2枚置いてください。

これでプリフロップの準備完了です。

プリフロップのルール

(1)アンダー・ザ・ガンがベット

ビッグブラインドからみて左側の人(=アンダー・ザ・ガンといいます)は、自分の2枚のスターティングハンドを他の人に見えないように確認して、今回のゲームに参加するかどうか(勝てそうかどうか)を考えます。

ゲームに参加する場合は、ビッグブラインド以上の金額をベットします。今回であれば2ドル以上をベットします。

さて、ここでベットの選択肢を確認しておきましょう。ポーカーはチップのベットを楽しむゲームなので、ベットの種類については、しっかりと覚えておきましょう。

ポーカーのベットアクション

  • フォールド
    ベットせずに、ゲームを降ります。配られたスターティングハンド2枚を裏向きのまま、前に差し出してください。なお、ゲームの途中でフォールドした場合、それまでにベットしたチップは戻ってきません。
  • レイズ
    前の人よりも、チップをさらにたくさん賭けます。今回の場面であれば、ビッグブラインドの2ドルよりも多くのチップ(たとえば5ドルや6ドル)をベットする行為がレイズです。ベットするときは、自分が持っているチップの束の、さらに前のあたりにベットするチップを置いてください。
  • コール
    チップを相手とピッタリ同額まで賭けます。今回の場面であれば、ビッグブラインドと同じ2ドルをベットする行為がコールです。
  • チェック
    チップを賭けずにパスします。少しややこしいのですが、チェックは特定の場面でしか行うことができません。とりあえず、今回の状況ではチェックはできません。(チェックができる場面については、後ほど解説します)

さらに詳しくポーカーのベットアクションを知りたい方は、以下の記事を読んでください。

ポーカーのベットアクション

ポーカーのルール:4種類のベットアクションを解説【レイズ・フォールド・コール・チェック】

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なお、今の場面において、アンダー・ザ・ガンはルール上は2ドルからベット(=コール)できますが、ここで2ドルをベットする行為はリンプと呼ばれ、通常は悪手とされています。参加する場合は、ビッグブラインドの2~3倍にレイズするのが一般的です。

今回はルールの説明なので深入りはしませんが、詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ポーカーのリンプインがダメな理由

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(2)時計回りにベットを進める

アンダー・ザ・ガンのプレイヤーがベットしたら、次は、アンダー・ザ・ガンからみて左側のプレイヤーがベットする番です。

ポーカーでは、フォールドしない場合、常に、前にベットした人以上の金額をベットしなければいけません

そのため、アンダー・ザ・ガンの次にベットする人は、以下のようなパターンになっているはずです。

  • アンダー・ザ・ガンが、フォールドした場合:
    現時点では、前にベットした人はビッグブラインドで、そのベット額は2ドルです。そのため、アンダー・ザ・ガンの次の人も、2ドル以上をベットするか、もしくはフォールドします。
  • アンダー・ザ・ガンがコールした場合:
    前にベットした人はアンダー・ザ・ガンで、そのベット額は2ドルです。そのため、アンダー・ザ・ガンの次の人は、2ドル以上をベットするか、もしくはフォールドします。
  • アンダー・ザ・ガンがレイズした場合:
    たとえば、アンダー・ザ・ガンが6ドルにレイズしていたとします。このとき、前にベットした人はアンダー・ザ・ガンでベット額は6ドルです。そのため、アンダー・ザ・ガンの次の人は、6ドル以上をベットするか、もしくはフォールドします。

あとは同じ要領で、時計回りに順番にベットを進めてください。

最後に、ビッグブラインドまで順番が回ってきます。そのときに、以下のようなパターンになっているはずです。

  • 全員がフォールドしている:
    誰も参加しなかった場合、ビッグブラインドまで全員がフォールドで回ってくるはずです。このとき、ビッグブラインドがゲームの勝利者となり、ベットされたチップを全てもらいます。具体的には、スモールブラインドがベットした1ドルと、自分がベットした2ドルの合計3ドルをもらいます。これで1ゲーム終了です。ディーラーは、ディーラーボタンを左側の人に渡して、ディーラー役を交代し、次のゲームを行います。
  • 全員がコールかフォールドしている:
    ビッグブラインドの2ドルにコールした人はいるけれど、誰も2ドルより大きな金額はベットしなかった場合です。このとき、ビッグブラインドは、さらに金額をあげるか(=レイズ)、これ以上はベットせずにパスするか(=チェック)を選択します。レイズした場合は、まだ残っているプレイヤーは再び時計回りにベットしていきます。チェックした場合は、みんながベットしたチップをテーブルの中央に集めて、プリフロップが終了。フロップに進みます。
  • 誰かがレイズしている:
    誰かが、たとえば6ドルにレイズしている場合です。ビッグブラインドは、フォールド、コール、レイズから選択してベットします。

いずれにせよ、フォールドした人を除いて、全員が同じベット金額に揃うまで、時計回りにベットを続けてください。全員が同じ金額に揃えば、プリフロップ終了です。次はフロップです。

フロップのルール

(1)コミュニティカード3枚を表にめくる

ディーラーの人は、プリフロップのときに裏向きに3枚並べておいたコミュニティカードを表向きにして、全員が確認できるようにします。

(2)スモールブラインドからベットする

プリフロップでは、スモールブラインドとビッグブラインドの二人はすでにブラインドをベットしていたため、アンダー・ザ・ガンからベットを始めました。

しかし、フロップ以降は、常にスモールブラインドのプレイヤーからベットを始めます。スモールブラインドがすでにフォールドしてゲームを降りている場合は、残っているプレイヤーのうち、スモールブラインドから時計回りで一番近いプレイヤーからベットします。

ベットの選択肢は以下の通りです。

ベットの選択肢

  • チェック:
    ベットは、前の人の金額以上が基本ですが、まだフロップでは誰もベットしていません。そのため、1ドルもベットせずにパスする、つまりチェックすることができます。
  • レイズ:
    まだ誰もベットしていないため、一番安いチップ1枚から、好きな額をレイズすることができます。一般的にレイズする場合は、ポットの1/3から1/2くらいをベットします。
  • フォールド:
    一応フォールドすることもできますが、この場面ではチェックできるため、あまりフォールドする意味はありません。(自分がチェックして、他のプレイヤーもチェックで返ってきた場合、そのまま次に進めるため、ゲームを自分から降りる意味はあまりありません)

(3)時計回りにベットを進める

その他の残っているプレイヤー(まだフォールドしていないプレイヤー)も時計回りにベットを進めます。

ここでも、前にベットした人以上の金額をベットするようにします。一応、具体的に説明しておくと、ベットの選択肢は以下の通りです。

ベットの選択肢

  • まだ誰もレイズしていない場合:
    チェック、レイズ、フォールドから選択できます。
  • 誰かがレイズしている場合:
    レイズ、コール、フォールドから選択できます。

フロップでも、プリフロップと同様に、フォールドした人を除いて、全員が同じベット金額に揃うまで、時計回りにベットを続けてください。

このとき、持っているチップ量に差が出てくると、前の人がベットした金額以上を物理的にベットできないという場合も生じてくると思います。たとえば、前の人が5ドル分のチップをベットして、自分は3ドル分のチップしか残っていないといった場合です。

その場合、自分は保有しているチップ全て(この場合3ドル)をベットすることで、その後はベットすることなく、ゲームの一番最後(ショーダウン)まで残ることができます。これをオールインといいます。オールインした場合は、もしもゲームに勝利しても、受け取れるチップが限定的になります。受け取れる金額については、ショーダウンの部分で詳しく解説します。

全員が同じ金額に揃えば、フロップ終了です。次はターンです。

ターンのルール

(1)コミュニティカードを1枚追加する

ディーラーの人は、山札の上から1枚をコミュニティカードに表向きで加えます

これでコミュニティカードは4枚になります。

まだ残っているプレイヤーは、スターティングハンド2枚とコミュニティカード4枚になっているはずです。ここから、スターティングハンドとコミュニティカードをあわせると5枚を超えてきますが、常に自分にとって一番都合のよい5枚で役をつくれるものと考えてください。

たとえば、以下のようなケースを考えてみましょう。

スターティングハンドとコミュニティカードから役を作る考え方

  • スターティングハンド:A❤︎8♦︎
  • コミュニティカード:A♣︎K♦︎9♦︎2♦︎

この場合、一番都合の良い5枚はA♣︎A❤︎K♦︎9♦︎8♦︎で、自分はAのワンペアです。

なお、最終的にはさらに1枚コミュニティカードが追加されますが、そのカードが例えば3♦︎だった場合、一番都合のよい5枚はK♦︎9♦︎8♦︎3♦︎2♦︎となり、自分はフラッシュになります。

(2)時計回りにベットする

ベットの要領は、ターンでもフロップでも同じです。

スモールブラインド、もしくは残っているプレイヤーでスモールブラインドから時計回りで一番近いプレイヤーからベットをはじめて、残っているプレイヤーが全員が同じ金額に揃うまでベットを続けてください。ここはフロップと全く同じです。

残ったプレイヤーのベット金額が揃ったら、ターンは終了です。次はリバーに進みます。

リバーのルール

(1)コミュニティカードを1枚追加する

ディーラーの人は、山札の上から1枚をコミュニティカードに表向きで加えます

これでコミュニティカードは5枚になります。これでスターティングハンド2枚とコミュニティカード5枚の合計7枚が出揃ったので、自分の役が確定することになります。

(2)時計回りにベットする

ベットの要領は、フロップやターンと同じですので、割愛します。

残ったプレイヤーが全員同じ金額に揃ったら、そこでリバーは終了です。ショーダウンに進みます。

ショーダウンのルール

(1)スターティングハンドを公開する

それぞれのプレイヤーは自身のスターティングハンドを公開します。

誰の役が一番強いかを確認して、勝者が確定します。

(2)チップの配分

基本的には、勝者が全てチップを取ります。全く同じ強さのプレイヤーが二人いたとき(二人がAのワンペアなど)、二人でポットを同額ずつ分けます。同率一位が三人以上の場合も同じです。

誰かがオールインしていた場合は、まずオールインしたプレイヤーが、自分がベットした総額の2倍のチップをポットから受け取ります(つまり、自分がベットしたチップを回収しつつ、さらに同額のチップを受け取れることになります)。残りのチップを二番目に強い役を揃えたプレイヤーが全て受け取ります。

ディーラーを次に回す

ここまでで1ゲームが終わりです。あとはひたすらこれを繰り返します。

ディーラー役の人は、ディーラーボタンを左の人に回して、次はその人がディーラーをやります。

ポーカーのルールを動画で学ぶ

プロのポーカープレイヤーであるヨコサワさんと人気YouTuberのてんちむさんによるポーカーのルール解説動画です。

とても分かりやすいので、動画で学びたいという方は、ぜひこちらをご覧ください。

まとめ

ポーカーの遊び方・ルールについて説明しました。

  • カジノポーカーとは:
    テキサスホールデムとオマハがあるが、メジャーなのはテキサスホールデム
  • 必要なもの:
    トランプ、ポーカーチップ、ディーラーボタン、ポーカーマット
  • テキサスホールデムの勝利条件:
    自分以外が全員フォールドするか、ショーダウンで役で勝つ
  • テキサスホールデムの役:
    スターティングハンド2枚とコミュニティカード7枚から5枚を選んでつくる

ポーカーのルールを覚えたら、次は上手にプレイする方法を学んでいきましょう!

 

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