ポーカー用語:スターティングハンドとは

ポーカー用語

sponcered by







スターティングハンドとは

スターティングハンドとは、ポーカー(テキサスホールデム)において、最初に各プレイヤーに配られる2枚のカードのことです。

ポーカー(テキサスホールデム)においては、2枚のスターティングハンド(各プレイヤーだけのカード)と、5枚のコミュニティカード(全プレイヤー共通のカード)の合計7枚から5枚を選んで役をつくります。

ポーカーにおいては、ある程度スターティングハンドが強いときのみゲームに参加するのが一般的です。弱いスターティングハンドでゲームに参加して賭けても、負けてチップを無駄に失う可能性が高いからです。

スターティングハンドがあまり強くないときは、一番最初のベットラウンド(プリフロップ)において、フォールドしてゲームを降ります。また、ポジションが不利な人(先に賭けないといけない人)ほど、そのディスアドバンテージをバランスさせるために、さらに強いスターティングハンドのみに絞ってゲームに参加します。

そのため、どのポジションのプレイヤーがゲームに参加してきたかによって、相手のスターティングハンドはある程度予想することができます。このそれぞれのプレイヤーが持ちうるスターティングハンドのことを「ハンドレンジ」といいます。

プリフロップにおいて一番最初にベットするポジションであるアンダー・ザ・ガンがフォールドせずにゲームに参加してきた場合、ハンドはだいたいAA〜88あたりのポケットペア、AKsなどのビッグカード 、AXsあたりに絞れます。

さて、このとき、自分がビッグブラインドから98sなどでコールしてゲームに参加したとします。

フロップでめくれたカードが、A、K、Qなどであれば、相手はAやKやQのワンペアスリーカードが揃っている可能性が高く、自分の勝率は低いと見積もることができます。その場合、あまり自分はベットせず、相手からベットされたら早めにフォールドするのが良いでしょう。

逆に、フロップで8、7、6などのカードがめくれれば、相手は役がない可能性が高く、自分にはペアができていたり、ストレートができる可能性があったりします。自分の勝率は高いと見積もって、積極的にベットすることができます。

このように、相手のスターティングハンドのハンドレンジを予想することは、ポーカーにおいて大切な要素のひとつです。

関連記事

ポーカーのスターティングハンドとハンドレンジ

ポーカーのスターティングハンドとハンドレンジ

2020年11月29日
ポーカーの代表的なスターティングハンド

ポーカーにおける代表的なスターティングハンド

2020年11月29日
ポーカーのスターティングハンド表

ポーカーのスターティングハンド表:オープンレイズ編【ハンドレンジ表】

2020年11月28日
ポーカーのハンドレンジとは

ポーカーのハンドレンジを理解して、相手の手札を読もう

2020年11月1日

関連用語

ポーカー用語集に戻る

 

sponcered by







1 個のコメント

  • […] セット:スリー・オブ・ア・カインド(いわゆるスリーカード)のうち、自分のスターティングハンドの2枚(ポケットペア)とコミュニティカードの1枚でできたスリーカードのことを指します。 […]