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色々と話題に事欠かない岡田斗司夫氏と田端信太郎氏の、評価経済に関する対談動画が、古いのですがなかなか面白かったので紹介します。
優良財務体質のAppleとビジョナリーなFacebookの株価PER
PERとは
PERとは一株あたり利益の何倍まで株価が買われているかという目安です。
たとえば株価が100ドルで、一株あたり利益が10ドルであれば、PERは10倍ということになるわけです。
AppleとFacebook
評価がある方が経済的に有利になるという話を受けて、田端さんがAppleとFacebookの株価の話を出します。
Appleはキャッシュも豊富で財務体質や株主還元もピカピカの優良企業です。
一方で、Facebookは短期的な利益を追求しない(営業利益は株主還元せずに、ビジョンの実現のために再投資する)方針の企業です。
株主から見ればApple株の方が経済合理的なので、Apple株の方が人気が出そう(PERが高くなりそう)なものですが、実際はFacebook株の方がPERが高いのだそうです。(2015年3月1日現在でも、AppleのPERは17.1倍、FacebookのPERは71.7倍です。)
勿論、利益を出そうと思えばいくらでも出せるところを、更なる成長のために敢えて出さずに再投資しているので、PERが高くなるのは当たり前だという議論もありますが、プライスレスなところにこそ価値が付くという一例とも考えられるのではないかと田端氏は述べています。
評価経済とは
その後、岡田氏が評価経済について、より具体的に説明しています。
たとえば時給1000円で一日に8時間働いて、8000円のインカムを得ているという部分は変わらなくても、友達なんかとお金を使わずに遊べないため、暇つぶしやストレス解消のために使うお金が変わってくる結果、評価がある人の方がお金を使わなくて済むというイメージだそうです。
何度か話が二点、三点していますが、興味がある方は動画をぜひご覧ください。
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