連載中の面白いおすすめ漫画
『ミステリと言う勿れ』
あらすじ
冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!? 突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。 しかもその被害者は、整の同級生で・・・。 次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・??? 新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!
『ミステリと言う勿れ』の紹介
ミステリと言う勿れは、主人公の大学生、久能整が身の回りで起こる事件の謎を解いていくミステリー漫画です。
主人公の久能整がわりと淡々としているのが特徴で、ミステリー漫画の王道である金田一やコナンとは、漫画全体に通底する雰囲気が少し違います。簡単にいえば『ミステリと言う勿れ』には、常に温かみのある空気感が流れています。
あとは、整が全体的に人の弱さに対して優しい性格をしているのも、なんか心地が良くてクセになります。途中から出てきて、整とデートするようになるライカさんという女性キャラクターも魅力的。
あとは、ミステリーを解くのとは別に、ひたすら整が普段から疑問に思うことについての持論を語ったり、うんちくを語ったりするので、それが好きか嫌いかによって評価が分かれる作品だと思います。(僕は好きです)
『ミステリと言う勿れ』の口コミ・評判・レビュー
★5:タイトル通りで面白い!
結局今出てる4巻まで一気買いしました。ミステリーマニアな人には物足りなかったりするのかな?でも私は犯人は誰かな?というミステリーとしても、その中で語られる整くんの雑学?知識?にも引き込まれました。どっちかというと確かにタイトル通りミステリの謎解きより整くんの雑学、知識の方に引かれるし、謎を解いて、完璧に伏線を回収して犯人が発覚するカタルシスより先に、犯人探し中に整くんが語ることににより、その関係者に与えられる新たな価値観、ものの見方の変革にカタルシスを感じるという不思議な体験ができます。正直事件の真相、犯人よりその最中の、事件に関係ない整くんの知識雑学でスッキリして、あ、そういえばまだ事件解決してない、みたいな。面白い感覚を味わえました。5巻待ち遠しいです。
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★4:ドラマ化にぴったり
説教・説法マンガ。大変読みやすく、主人公も美しいので、思考停止して信奉者になることができる。あまり普段から疑問を持たず、問題解決のために動かない人にはぐっとくる説法が盛りだくさん。設定や演出にお金がかからないので、リテラシーの低い層のドラマ化にぴったり。普段から考えなければいけない立場で、人とは異なる結果を求められる人にはうんざりするかもしれない。使い古された『だれかの説』をまとめて説法されるだけだから。
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『ミステリと言う勿れ』の作品情報
『葬送のフリーレン』
あらすじ
勇者たちとの記憶を繋ぐ後日譚ファンタジー勇者の死後も生き続けるエルフの魔法使い・フリーレン。かつて勇者たちと冒険した旅路を、再び辿ります。昔も今も旅路を彩るのは、かけがえのない出会いと行事(イベント)の数々――物語は、勇者たちとの日常を思い起こしていく。英雄たちの“記憶”が繋がっていく後日譚(アフター)ファンタジー!
『葬送のフリーレン』の紹介
勇者ヒンメル(人間)、僧侶ハイター(人間)、戦士アイゼン(ドワーフ)、魔法使いフリーレン(エルフ)の4人は魔王を倒したパーティーで、この漫画は魔王討伐を終えて街に帰還するところから始まります。
主人公のフリーレンは、何千年も生きているエルフで、ヒンメルやハイターが寿命で亡くなった後も人生が続いていきます。この漫画では、そんなフリーレンの第二の人生・旅が描かれます。
一応冒険バトルもので、2巻からは戦闘・バトルシーンもあるのに、全体的に雰囲気がチルい、という異色の漫画です。
というのも、主人公のフリーレンは1000年以上も生きているエルフなので、どんなときも落ち着いていることに加えて、「ゲームの2週目」状態なので、わりと主人公が無敵に近いレベルで強く、バトルがあったとしても、あんまり緊張感や抑揚はありません。
代わりに、全体的にフリーレンと他の人たちの人間関係や温かみの描写を中心に進んでいきます。あちこちに挟み込まれる1回目の勇者たちとの冒険の回想録も、ほっこりとして推せます。
Netflixとかに増えてきた、なろう系小説由来の、主人公が無敵系のアニメとか好きな方にもおすすめです。個人的には、主人公のフリーレンのように、あまり他人に関心がないタイプなので、そこも感情移入しながら読めて推せる!
『葬送のフリーレン』の口コミ・評判・レビュー
★5:お勧め
緩やかなファンタジー後日譚。勇者一行が旅を終わり、エルフの魔法使いが人間を知ろうとする旅に出るストーリー。種族の寿命をテーマとして描き、別れと出会いを描く作品でした。「なんて人助けするの?」「勇者ならそうするよ」と簡単なセリフと漫画だからこその表現法、思わず目頭が熱くなる展開、ぜひ手にして読んでみてください。作者のツイッターで今1、2話が掲載中なので気になる方がぜひチェックしてみてください。
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★5:静かな大魔族戦に魅せられました。
本当に静かで丁寧な冒険ファンタジーでとても魅せられます。
前半のアウラとの戦い。普通の冒険ものなら派手な必殺技が放たれ、爆発が起き、血が流れ、敵の配下がやられ、時には仲間がやられ、そしてついに倒す。そういった読者を引き込もうとする派手なシーンがよくあります。
この作品でもフリーレンは派手な魔法を使うことがありますが、アウラ戦においてここまで静かに決着がつくとは思いませんでした。
もともとすごい魔法使いであることは作中から読み取れますが、キャラクターの活かし方がすごいですね!
正直、仲間たちの方がよっぽどバトル漫画っぽいことをしています。ただ、それでも引き込まれる魅力があるのがこの作品のいいところだと改めて思いました。
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『葬送のフリーレン』の作品情報
『進撃の巨人』
あらすじ
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生!
『進撃の巨人』の紹介
アニメでおなじみ、人間を食べる巨人がいるという、ぶっとんだ世界観のダーク・ファンタジー漫画です。
前半は「なぜ巨人がいるのか」、「そもそもなぜ街は巨大な壁に守られているのか」、「なぜ巨人は人間を襲うのか」など、主人公のエレンやミカサ、アルミンが直面する謎について、読者もずっと分からないまま話が進んでいくというおもしろさがあります。そして、その謎が解けたときの「なるほど、こういう世界の話だったのか」という爽快感はものすごいものがあります。
後半、謎が明かされた後に続く話は、今度は一転して、ファンタジーというよりは、人間や社会の本質に迫っていくような内容で、こちらもこちらで楽しんで読んでいけます。
画力やキャラというよりも、ストーリーがとにかく面白くて、先が気になって仕方がない!という類の漫画なので、そういうのが好きな方におすすめです。
『進撃の巨人』の口コミ・評判・レビュー
★5:まるで歴史の一端を垣間見ているかのような物語
26巻まで読んで…振り返って思うのですが、ここまで一本の柱がビシッと通ったお話を、詳細な設定や伏線を散りばめながら、これだけ長く続けられていることに、本当に驚愕します。まるで作者は、別世界で実際にあった出来事を見てきたかのではないか、と思うほどです。
ほぼ全てのシーンに意味があり、それが先々でどんどん繋がっていくのは、まるで超難解なパズルを解き明かしているかのような快感があります。
あまりに人気作で、逆に敬遠している人もおられるかもしれませんが、読んで絶対に損はない作品であると思います。ただ一つ…心配なのは、「物語をキチンとたたんでくれるかどうか」だけですね。ここまで楽しませてくれたので、たとえそれが悲劇であったとしても受け入れたい。杞憂であればいいのですが…。
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★5:是非読むべき
まあまあか、と思っていた時期もあったけれど、24巻まで読んだ今はもう素晴らしいの一言。22巻でもそういう事だったのかという展開で感動。是非読むべき。
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『進撃の巨人』の作品情報
完結済みの面白い超おすすめ漫画
『約束のネバーランド』
あらすじ
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?
『約束のネバーランド』の紹介
主人公のエマがとにかく「みんなで一緒にハッピーになりたい、誰も切り捨てたくない」という理想に突き進む性格で、現実的な対処をしようとするノーマン(親友)に対して「それは確率の話でしょ。私は確率が低くても、みんなが幸せになる道を選びたい。」みたいなことを言うくらい、理想に振り切れてるんですが、それがハッピーエンドで終わるので読了感がすごく良いです。
僕らは日々、理想と現実の間を行ったり来たりしながら生きていると思うんですが、理想追求モードになりたいなと思ったときに読み返したい漫画。
漫画のテイスト的には、こちらの方がややダークですが、『鋼の錬金術師』とか好きな人におすすめかも。
『約束のネバーランド』の作品情報
『Beastars』
あらすじ
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
『Beastars』の紹介
肉食獣と草食獣が共存する世界で、草食獣が食殺されるという事件をきっかけとした人間関係(獣関係?)や社会の混乱を描いた作品です。
なんとなくキワモノかと思って敬遠していたのですが、2巻までKindle Unlimitedで無料だったのをきっかけに読んでみると、めちゃめちゃ面白かった。
力では強い肉食獣、弱者であるがゆえに社会的地位が強めの草食獣、毒を持つがゆえに差別されているコモド・ドラゴン、獣同士のかけあわせのハーフなどが登場します。
モチーフを人間ではなく獣にすることで、現代社会の様々な価値観の対立を(変に自分が責められてるとか感じることもなく)客観視できる構造になっているのがとてもおもしろく、まさに発想の勝利。
『Beastars』の口コミ・評判・レビュー
★5:大人買いしてしまった…
賞を獲った事で初めて知って、ここの評価を読んで、購入しました、が。想像以上に、私は嵌りました。
構えていたのが馬鹿みたい。長く語ると、ネタバレしてしまうのですが、冒頭の事件に関しては、何もあの世界に限った事ではない、と思います。私達の現実でも、常に誰かの「追い落としたい、取って変わりたい、アイツ気に入らないから潰したい、などなど」という想いから追いかけられているし、最近の日本では物騒なヒヤリハットも沢山ある。そう考えると、共感しやすい事件かな、と。
コマの端々も好きな感じです。「すごく燃えるゴミ」のゴミ箱とか、壁の写真や標語(?)も面白いし、寮の部屋の中が、とても臨場感があって、すごく良いです。
ただ、この漫画は、単純なエンタメ、面白さだけを漫画に求めている人には、絶対勧められません。漫画を読むことが、則ち現実での種々の問題を考えることの足掛かりにしたい、というような思考、志向の方にオススメだと思います。久々にイイ作品を知ったな〜。
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★5:ただ動物が擬人化しただけのイロモノ漫画だと思って読むといい意味で期待を裏切られる
舞台はネズミやライオン、シカなど肉食動物や草食動物が人間のような文明を持ち共存する世界。
もちろん、種族が違えば力も違う、体格だって食べるものだって当然違う。だが動物たちは異種間で争うこともなく、ルールを作って生活をしていた。
しかし、とある学園の事件をきっかけに、動物たちの間に小さな亀裂が生まれていく…
今までに「異種共存」という世界をここまで踏み込んで描いた漫画があっただろうか。
人間の世界でも肌の色が違う、目の色が違うなどの違いはあるのもののこの世界で「自分と違う」ということの苦しみは、おそらく人間達の比ではない。なんと言っても捕食者と被食者が共存する世界なのだ。
抗えぬ本能、理性、疑心、劣等感。そして友情、恋。それぞれの種の間で悩み葛藤する動物たち。自分とは違いすぎる存在に出会い、変化していく主人公。
食殺事件という物騒な始まりだが、暗い話でなく読みやすく妙に二面性のあるキャラクター達も個性的でグイグイ引き込まれてしまった。
繊細なのか図太いのか、温厚なのか凶暴なのかよくわからない一風変わった主人公だが、なんとも妙な魅力があると思う。
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『Beastars』の作品情報
『五等分の花嫁』
あらすじ
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!?毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!
『五等分の花嫁』の紹介
主人公が複数のヒロインたちにモテるという、王道ラブコメ学園ものです。
ヒロイン5人が5つ子というのがユニークなところです。ショートカットお姉さんの一女、ツンデレな二女、おとなしい歴女の三女、元気はつらつな四女、真面目女子の五女と、それぞれのキャラも立っていて魅力的なので、楽しく読めます。
そして、久々に学園ものの漫画を読んだ気がします。いちご100%が懐かしい(笑)。
『五等分の花嫁』の作品情報
完結済みの面白いおすすめ漫画
『逃げるは恥だが役に立つ』
あらすじ
森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として週1で働き始める。両者ともに快適な関係を築いたふたりだが、みくりが実家の事情から辞めることに。現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚――契約結婚だった!ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活が始まる……!
『逃げるは恥だが役に立つ』の紹介
星野源と新垣結衣によるドラマ化&恋ダンスで有名な「逃げ恥」こと『逃げるは恥だが役に立つ』。
最初の方はやや苦手だったのですが、設定自体は面白いので読み進めていくうちに、徐々に変な尖りがまろやかになっていき、最後の方は楽しめました。
契約として結婚するという面白設定の部分に加えて、作者の「社会への意見」や「思いつきの解決案」、「いろんな性格の人間への考察・人間観察」みたいなものが、主人公の口を通じて結構語られるという漫画なので、”思想色”がやや強く、純粋にラブコメを楽しむみたいな心持ちで挑むと、最初の方はちょっとカラーが違って戸惑う気がします。
僕はそこはかとなくウザみを感じてしまったのですが、逆に人間観察みたいなの好きな方など、そこを主人公と一緒に楽しめる人であれば、かなり面白いと感じるかもしれません。
なお、後ろの方に行くほど、普通の漫画っぽくなっていって、読みやすくなっていきます笑。あと、アマゾンのレビューにある「絵が下手」というのは、個人的にはそこまで気になりませんでした。
『逃げるは恥だが役に立つ』の口コミ・評判・レビュー
★4:面白い……んだけど……
設定もストーリー展開も(想像できるとはいえ)面白いです。練ったストーリーに比して作画が稚拙なので読みづらいのが残念です。
デッサンができていないというか遠近法、人体のバランスがとれていず、平板な絵です。絵が今一つなのが興をそぎますが、でもどんどん続きが気になり読み進めてしまいます。
なお、本作はご存じのようにテレビドラマ化されヒットしましたが、平匡は原作のほうが素敵で、読者(女性向け雑誌に掲載された作品なのでほぼ女性と想定)がより夢を抱けると思います。
原作は、私のイメージでは、「エリート?会社員、でも女性と付き合うのが苦手ですれていない、かつ隠れイケメンというお宝のような平匡」で、「就職先がなく弱っている、恋愛経験も少しはある普通の女の子のみくり」が平匡という王子様に出会って・・という小粒のシンデレラストーリーです。でもみくりにしても恋愛上手というわけではないので、お互いの慣れのなさ、ぎこちなさが丁寧に描かれている点が、物語の設定があまり現実的ではないのにリアルな感じがします(他の登場人物も皆器用ではなく、それぞれに悩みつつ頑張っているのが本作の魅力だと思います)
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『逃げるは恥だが役に立つ』の作品情報
『老人の町』
あらすじ
「老人なんて、この世に要らない」少子高齢化がエスカレートし、老人だけがエコヒイキされる町で、無気力に生きる高校生4人組。しかしそんな日常を破壊するかのごとく、突然、老人を襲う武装集団が町に現れた。若者たちにとってその暴力は正義なのか?カネと命を奪う、ただの悪なのか?アナタの良心を抉る超問題作、ここに開幕!
『老人の町』の紹介
『老人の町』は、超高齢化と過疎化が進んだ結果、65歳以上の高齢者が人口の8割を占めるに至ってしまった町 = 裏山町で起こる事件を中心に話が進んでいく漫画です。
ぶっちゃけ、どんどん意味不明な話になっていくのですが、良くも悪くも途中で打ち切りとなったこともあって2巻で完結するので、サクッと読むことができます。
ということで、漫画の完成度としてはやや物足りないのかもしれませんが、ただ設定・切り口がおもしろく、そこで生きる若者の感情とかもなかなかリアルだなと思ったので、そういった意味でストーリー本筋とは違うのかもしれませんが、興味深く読むことができました。
ちょっとグロテスクな描写もありますが、高齢化が進んで、若者がマイノリティになった世界というのを少し想像してみるにあたって、おすすめです。
『老人の町』の口コミ・評判・レビュー
★5:タイトル通りで面白い!
65歳以上が8割を占める裏山町、さびれゆく町で高校生の忍たち4人は人生を嘆き老人への敵意をくすぶらせていたが、そうは言っても実際に襲われている老人を見ては見捨てられず、夜の街で忍は襲撃グループと交戦、結果的に助けてしまう。その後、顔見知りの老人が殺害されたことから犯人探しに乗り出すが、先日の老人襲撃グループが逆恨みで忍を拉致、グループに加わることを強要される……。
高齢化と過疎化が進む町にて何だか鬱陶しい老人たちの生態が描かれる一方で、そんな老人が次々と襲われる事件が。高齢化社会における老人と若者の歪んだ共存、という社会派マンガか屈折した青春マンガの類かと思っていましたが……いや序盤にちらっと妙な物が出ていたので「?」とは思いましたが、そいつが最後に姿を現したらビックリ。これはひょっとして得体の知れない怪物から逃げ回るパニックホラーなのか??主人公が老人襲撃の闇に飲み込まれていく展開はそれなりに面白く読めますけど、作品のジャンルが何なのか、今後どう展開するのか期待と不安の混じる1巻。
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