2022年12月の米国雇用統計は平均時給の上昇率が順調に低下した

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*マクロ経済の考察は「Mercury’s」に移行しました

はじめに

2022年12月の米国雇用統計が発表されたので、確認しておきたいと思います。

前回の雇用統計では、平均時給の上昇率が再加速した点が嫌悪されましたが、今回の雇用統計では平均時給の上昇率は順調に下落しました。

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11月雇用統計で見えたインフレ退治の困難さ

2022年12月5日

マーケットもポジティブに受け止めて、金利は低下、株式は上昇しました。

written by @raq_reezy

失業率

失業率は3.5%。前回11月の3.7%(修正値3.6%)からさらに低下しており、雇用は強いことが伺えます。

アメリカの失業率(2022年12月雇用統計)

アメリカの失業率(2022年12月雇用統計)

失業率が低いこと自体は良いことです。もしも失業率が低いままにインフレを抑えることに成功すれば、ソフトランディングが見えてくるでしょう。ガンドラック氏や故マイナード氏、サマーズ氏のいうようなハードランディングになるのか、それとも失業率が低いうちにインフレを抑え切ってソフトランディングに成功するのか、引き続き、注視していきたいと思います。

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ガンドラック氏:米国景気が良くなる理由が見当たらない

2022年12月29日
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マイナード氏:FRBの経済予測は過剰に楽観的、S&P500は3,000ドルまで下落する

2022年12月28日
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サマーズ氏:雇用統計は強く、景気のソフトランディングは難しい

2022年12月7日

平均時給の上昇率

平均時給の上昇率は+4.5%。11月の+5.1%(修正値+4.8%)から減速しました。

アメリカの平均賃金上昇率(2022年12月雇用統計)

アメリカの平均賃金上昇率(2022年12月雇用統計)

基本的に雇用統計は遅行指数ですから、平均時給のインフレ率も順調に収まってきたというのは、かなりインフレ(第一派)との戦いは進展が見えてきたといっても良いでしょう。

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アメリカにおける2022年末のインフレ沈静化状況を振り返る

2023年1月4日
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12月発表の米国消費者物価指数(CPI)は前年比+7.1%で順調に低下

2022年12月15日

結論

「失業率は低いまま、平均時給の上昇率は減速をみせた」という今回の雇用統計は素直にポジティブに受け取ってよい内容だと思います。

FRBはマーケットが調子付かないよう、引き続き、鷹派のトークを続けると思いますが、今回のように「インフレが収まりつつある」という実態が見えているかぎり、特に気にせずに債券や株式のロングポジションを継続していきたいと思います。

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FRBの鷹派スタンスはポーズなので、逆張りで買って問題ない

2022年12月22日
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金利低下を折り込む債券市場と、それを懸念するFOMC議事要旨

2023年1月6日

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