*この記事は東洋経済オンラインに掲載されている動画を書き起こしたものです。
皆さん、iPhone6をもう既に手に入れた方も一杯いらっしゃると思います。
私もiPhone6に、iPhon6 plusに一通り変えました。
一通り触ってみての印象、ズバリ言いましょう。
多分誰も言ってないことですが、ガックリ。
いよいよAppleの成功哲学が崩壊し始めたと僕は見ています。
なんでそんなことを断言できるかと言うとですね、やっぱり大きな2つの点が指摘できると思うんですね。
一つはアップルの美学が感じられない。
やはりですね、ユーザーに徹底的にユーザー再度に立って、ユーザーに便利な物をきちっと提供しましょうということだったと思うんですね。
で、そのためにはですね、あらゆる困難をくぐり抜ける。既得権益が既存勢力に安易に妥協しない。
そうやって作ったのがitunesだったと思うんですけれども、今回のApple Payっていうのはいかにも既存のクレジットカード業界に迎合したものです。
ユーザーから見ればですね、プラスチックカードを持ち歩きしなくてすむというメリットがあると思うんですが、それ以外のメリットは何も無い。もうオーソリゼーションというカードを認証するっていう作業はそのまま残り、時間もかかって、それが単に財布に集約するメリットというだけではあまりに小さい。
これは象徴してますね。
他にもですね、これまでアップルの美学は端末からサービスまで連携してひとつの完成系を出す訳ですけれども、iphone6 plusの画面を見た瞬間に、まるで老眼フォン。つまり、見にくい人のために字でかくなってるだけじゃないか。専用コンテンツも何も無い。
もうアップルの美学はどこにいったんだ、こんなの韓国メーカーでも出来ちゃうじゃないかという仕上がりに成っている。
極めて残念。
もうひとつはデザイン
デザインもねー、はあっとため息をつくようなデザインですね。単に他社をベンチマークした感じがありあり。
アップルは他社なんて気にしない会社だったんじゃないんですか。
美学も失われ、デザインのこだわりも失われた今、アップルはどこに向かうのか。
ついでに発表されたアップルウォッチのひどさを見ても、心配が大きくなる一方です。
残念、その一言が今回の感想ですね。
チップが早くなったとか画面が大きくなったとかっていうのはアンドロイドでも出来るんですから。
*動画はこちらでご覧頂けます。
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