「契約前からJay Zはメンターだった」。J.Coleが語るJay Zとの関係。

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*この記事はHIPHOP DXに掲載されている記事の和訳です。

J.Coleは7歳のときに既にTupacの音楽に共感できたという

ノースカロライナ州、Fayetteville出身のラッパーJ.ColeがJay Zの率いるRoc Nationと契約したのは2009年だ。しかし、Jay ZはJ.Coleが契約をするよりも随分前から、J.Coleのメンターだったという。

Live With Steve Lobelという番組での会話の中で、ColeはJay Zの動きをRoc Nationとの契約前に学んだという。Jay Zとツアーを回るチャンスを手にし、Jay Zの”宝石”(Jay Zの動き)をいくつか盗んだというのだ。

「Jayは俺が彼と契約を結ぶよりも前からメンターだったんだ」とColeはBlurredCulture.comにアップされた動画の中で語っている。「俺は彼の動きをかなり勉強した。俺は彼と一緒にツアーを回ることが出来たし、”宝石”をたくさん盗んだ。そうやって成長していくんだ。最も偉大な人から学んで盗むべきなのさ。だからJayは俺が彼と契約を結ぶよりも前からメンターだったんだ。今では契約をすることが出来たから、彼にすぐにアドバイスを貰いにいけるってのはとても祝福された立ち位置だよ。リアルな20年の経験、彼が長い間このゲームの中にいた経験を分けてもらえるんだ。その価値は計り知れないね。」

Coleがインタビューの中で名前をあげたもう一人のラッパーが、彼の好きなアーティストだという故・Tupac Shakurだ。Coleによると、Tupacのアルバム『2Pacalypse Now』に出会う前、彼の好きな音楽の幅はマイケル・ジャクソンからボビー・ブラウンだったという。

Coleは彼がまだ幼かったにも関わらず、Tupacの音楽とは瞬間的に心が繋がることが出来たという。

「俺の好きなラッパーはPacさ」と彼は言う。「彼は俺がラップを始める前から好きなラッパーだったんだ。俺がラッパーになろうと考えるよりも前だった。当時はマイケル・ジャクソンからボビーブラウンに入った頃だった。ある日、俺の叔父さんがPacのアルバムを持って家に帰ってきたんだ。2Pacalypse Nowさ。それ以来、俺は彼が何についてラップしてるかを知るには若すぎたけれど、音楽と繋がることができた。それがアートってもんさ。ただ真実なんだ。お前が感じることが正しいのさ。だから7歳のガキでもPacの初期のアルバムを聴いて、真実を感じることが出来たんだ。」

最近のお気に入りについては、最近の音楽にはあまり触れていないとColeは明かした。ファンのために自分が作る音楽に集中しているからだという。

「俺は新しい音楽についていけてないんだ」とColeは言う。「だって俺は新しい音楽を探してウェブサイトをチェックしてるガキじゃないんだ。俺は自分自身の中を見つめて、新しいものを生み出して、何か素晴らしいものをみんなに与えなきゃいけない存在になってるからね。」

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