何となくミニマムな生活に魅力を感じてはいるけど、部屋は散らかっている的な人は意外と多いんじゃないかと思うんですね。
僕もそんな感じだったのですが、ミニマムな生活に何となく憧れている方は、一度そういう生活をイメージできるといいんじゃないかなと。ミニマムな生活を突き詰めるとどんな感じなのか、自分が望むのはどのくらいなのか、そこらへんが分からないとふわふわとしたままなのだろうと。
システムでもプロジェクトでも、まずは自分の欲しいものを定義するところから始まります。それはライフスタイルでも同じなのではないかぁと。
ミニマムな生活のイメージを掴む
というわけで、ミニマリズム的な生活の極限のイメージを掴むのにオススメの本があります。
『必要十分生活』という本です。
思い出は思い出して楽しむ
さて、この本で提唱されている(この本の作者が実践している)生活がどのようなものかというと、極端な話が思い出の品の部分です。
「思い出の品」は、一定期間経ったり、人生の新たなステージに移った時点で役目を終えています。それでもなお存在感を放つこれらの品を、どう管理したらよいでしょうか。(中略)
ずっとしまっておく、というのもひとつの選択肢ですが、押し入れの奥にしまいこんだ思い出の品をわざわざ見返すことは、これからの人生であまりないかもしれません。(中略)
私がとった方法は、思い出の品をデジタル一眼レフで綺麗に撮影したあと、感謝の気持ちとともに処分するという方法でした。そして、その写真は私のパソコンのスクリーンセーバーになっています。
中々ですよね(笑)。
というわけで、こういう具合にモノを処分しまくって持たない生活が延々と綴られていて、すごくイメージが湧きやすいので、一度読んでみると良いのではないかなと思います。
もう少し現実的な整理整頓のヒント
というわけで、上記の本を読むと、おそらく大体は「ここまでじゃなくてもいいなぁ(笑)」となると思うんですね。
要するに僕たちはミニマムじゃなくても、それなりに整理整頓されててスッキリしてればいいやと(笑)。
というわけで、結局のところ不要なものをある程度処分できればいいというのであれば、以下のような感じのルールがおすすめです。
定性的なルールを決める
モノが増えまくるのを防げればいいというのであれば、数字でいくつかルールを決めておくだけでも違います。
たとえば、「1年以上使わなかったものは捨てる」というルールを決めておくだけでも、あまり着なくなった服、使ってない香辛料、家具、いろんなものが捨てられると思います。結局、モノを捨てるときには、もったいないなとか、罪悪感とか、そういうのがあるので、ルールだから捨てるのも仕方が無いという強制的な状態を作ることが重要です。
僕は冷蔵庫をほぼ1年弱使わなかったので、先日処分しました。また必要になれば、そのときに買おうかなと思っています。
他にも、たとえばシャツは3枚までとか決めておけば、新しいシャツを買うときには古いのを1枚捨てられます。もしくは、古いシャツが3着ともお気に入りであれば、その日の気分だけで新しいシャツを買うのを防げます。とかいいながら、僕自身はTシャツがたくさんあります。。
なるべくデジタルで買う
少し違うかもしれませんが、部屋にあまりモノを持たないという意味でいえば、デジタルで買えるものはデジタルで買うのがオススメです。本はKindleで、音楽はiTunesでといった具合です。どちらもハッキリ言ってめちゃくちゃ便利です。
Kindleであれば、本屋に行く必要もありません。Amazonで本を頼んでた頃と違って、受け取り損ねるとか、受け取るために早く帰るとか、そういうのも一切気にしなくてよくなりました。読みたい瞬間に読めます。モノは一切増えません。
ちょっと不便なのは、良い本だなぁと思って、友達に話したりして、読んでみたいねとなっても貸せないことですかね。そのくらいだと思います。
ということで、
ここまでいくと、必要性が良く分からないというか、持たないというファッションの領域なのかなと感じましたが、他人の生活を覗いてる感じもなかなか良いなぁと(笑)。
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