HIPHOPといえばフリーダウンロード、フリーダウンロードといえばHIPHOPというくらい、いまやヒップホップとフリーダウンロードは切り離せません。
スマホには動画の方があってるし、フリーダウンロードはオワコンと言われて久しい感じもしますが、やっぱり手軽にある程度まとまった作品を聴いてもらう手段としてはズバ抜けて便利なことに変わりはないでしょう。
日本ではフリーダウンロードのミックステープやアルバムはzipにまとめてアップローダーにアップすることが多いので、その際に気をつけたら良いんじゃないかなぁと個人的に思うことを書いてみようと思います。
記事の目次
zipの中にフォルダを入れて、その中に曲を入れる
たまにzipの中にそのまま曲が入ってるパターンあるじゃないですか(僕もそーいうのアップしたことあると思うんですが。)
そのようなzipだと、中の曲をたとえばミュージックフォルダとかに移すときに、mp3ファイルがバラバラとミュージックフォルダに直接入っちゃうんですね。。
これがmp3ファイルを移したフォルダ内であいうえお順とかに並びかえられてしまうと他のファイルとぐちゃぐちゃになってしまって収集がつかなくなってしまいます。
なので、曲を一度フォルダにまとめておいて、そのフォルダがzipに入ってるという形だと親切なのかなと思います。
(zipを開くとフォルダが入っていて)
(そのフォルダの更に中に曲が入っている!)
こういう風になっていれば、フォルダをまるまるコピーなり移動なり出来るので、解凍先でもファイルがばらつくことがありません。便利!
ファイル名には曲順を振っておく
先ほどの画像では01から11という曲順を示す数字が各mp3ファイルの曲名の前に振られています。
MSというのは整理の都合上つけたものなのでどうでもいいのですが、ファイル名に曲名(× 泣いて笑う.mp3)だけじゃなくて曲順(01 泣いて笑う.mp3)も入れておくと、ファイル内でその順番に並ぶので聴く側にとって良い感じがします。
ファイル名に曲順が入ってなくてあいうえお順にソートされちゃったりしていると、どの曲から聴いていいか分からないし、作った側にとっても本意じゃないかなぁと思うので、これはやっておくのが良いと思います。
ちなみにプロパティのほうでタイトルを別に付けることが出来て、
こちらで曲順を省いておくと、iTunes等に取り込んだ際には曲順が取り除かれて、プレイリスト上では曲名だけが表示されます(のはずです。。)
情報をまとめたテキストファイルを入れておく
せっかくフリーダウンロードを発表するので、過去の作品とかツイッターのアカウントとか連絡先とか?をまとめたテキストファイルを入れておくと良いのかなと思います。
こんな感じですかね。
リリックを書いたテキストファイルとかも入れておいて良いのかなーと思います。個人的には曲ごとにリリックのテキストファイルがあると聴くときに面倒くさいので、ひとつのテキストファイルに全部のリリック書いちゃったほうがいい気がします。
ちなみに歌詞はmp3ファイルであればファイル自体に埋め込むこんでおくことも可能です。それによって音源がもう少し余計に圧縮されてしまうらしいのですが、iPhoneやiPodでも歌詞が表示されてなかなか便利です。
スマートフォンを意識するならzip以外の方法を用意する
スマホでzipファイルを解凍する方法もあるみたいなのですが、やっぱりスマホだとzipのフリーダウンロードを敬遠してしまうのですよね。。
ブログなんかを見てもスマホでアクセスしている人が圧倒的に多いので、スマホに対応するためにBandcampやSoundcloudにあげておいてもいいかもしれないなぁと思いました。
(ツイッターで宣伝とかだと、ツイッターユーザー考えるともっとスマホ率高くなると思います。)
SoundCloudでは各曲をアップしたあとでプレイリストを作ることで、アルバムの収録曲をひとつのグループにまとめられます。
ここから
Create Newを押して、アルバム名を入れます。
あとは他の曲もプレイリストにつっこんでけばOKです!
DL数をカウントする必要がなければDropboxのパブリックフォルダが便利!
フリーダウンロードというと、firestorageとmediafireが使われること多かったかなと思うんですが、firestorageはアクセスが集中すると重すぎて落とせなくなる(一番大事な公開当初にダウンロードできないってあまり良くない感じしますよね)ので、特に避けたほうがいいのかなと思います。
mediafireはその点さくさくとダウンロードできる印象はありますし、ダウンロード数をカウントしてくれて非常に便利なのですが、それでも慣れてない人にとってはウイルスに感染しそう感満載のページに飛ばされて、広告だらけの中で正しいダウンロードボタン押さなきゃいけなかったりするのは、あまり親切じゃないなと思います。
あとはmediafireは異常に著作権に厳しくてビートジャックとか含んでると結構削除されます。。「アップしました!拡散してください!ダウンロードはこちら→mediafireリンク」みたいなツイートがせっかくリツイートしてもらえてるのに、そのリンク先がmediafireに削除されてると結構悲しいです。。
ということで、Dropboxのパブリックフォルダがなかなかお勧めです。(Dropboxは普通に便利なので使ったことない方はインストールを絶対にお勧めします!)
DropboxのPublicフォルダの中に作ったzipをつっこみます。
zipファイルを右クリックして「公開リンクをコピー」を選択します。
あとはそのURLにアクセスしてもらうだけです!
怪しげなダウンロードページも介さずにダウンロードできるようになるので安心です。
HTMLが使えるところなら、
<a href=”ここにURLをコピペ”>ダウンロードはこちら!</a>
のように記載すればダウンロードリンクが貼れます。
曲ごとの音量などは揃えておく
きちんとマスタリングなどがされていれば音量は揃っているとは思うのですが、無料ダウンロードなので中々そこまではやってないことが多いと思います。
ということで、せめて音量だけでも大体でいいので揃えておいた方がいいかなと思います。
すっごく音量が小さい曲ファイルとすっごく音量が大きい曲ファイルがぐちゃぐちゃに入っていると、音量小さい曲から音量大きい曲に変わったときに聴いてる人の鼓膜に意図せず攻撃を加えてしまうことになります。
うぎゃー!!
まとめ
ということで、あくまでも中身の出来栄え以外のところの話なのですが、きちんと作っておいて損はないのかなぁと思います!
参考になれば幸いでした!
(今年出したThe Bibleというフリーダウンロードの作品があるので、よければチェックしてみてください!スマホはこちら!)
追記:あとは良いミックステープをキュレーションしてくれるサイトがあれば最高だなぁと思いますね!!!
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