テクノロジー系の会社に行って、Oculus Liftを体験させてもらいました!
ホラー映画とドライブ映像を見たのですが、凄く楽しかったので報告してみます。
Oculus Liftは全方向360度をバーチャルに見ることが出来る
まず、Oculusu Liftを知らない方のために説明しておくと、Oculus Liftというのは360度全方向を見ることが出来るものです。
スタイリッシュ!
冒頭の写真のように頭にヘッドバンドでかぶると、目の周りが覆われて、3D映像が映ります。
3D映像が映るだけなら大したことないのですが、Oculus Liftの凄いところは、頭を動かすと、そっちの映像が見られる点です。
たとえば上を見上げると天上や空が見えますし、下を見ると床や谷底が見えます。
角度や動きをセンサーが感じ取って、映像に反映するのです。
簡単に言えば、3D空間の中に入り込んでしまえるイメージの製品なのです。
実写とCG空間の2パターン
Oculus Liftでは実写の空間に入り込むパターンと、CG空間に入り込むパターンの二通りがあります。
実写版ならたとえばライブをアーティストの視点から追体験できる
たとえば矢沢永吉が武道館で全方向3Dカメラを身に付けてライブをしたとします。
そうすると、Oculus Liftでその映像を見ることで、完全に矢沢永吉の立場からライブを追体験できるのです。
もちろん、振り返れば後ろのバックバンドが見えたり、上を見上げれば武道館の天上が見えたりします。
CG版のメリットは3D空間を自由に動き回れる点
実写版にはデメリットもあります。
それは、3Dカメラで撮影した場所以外には動けない点です。
たとえば矢沢永吉がステージの左の方に立っているとき、ステージの左の方からの視点しか見られないわけです。
ステージの右のほうに勝手に歩いていって、そっちを見るということはできないのです。
一方、CG版の映像であれば、3D空間の中を自由に動き回ることが出来ます。
ゲーム等にはやはりCGが最適ですね。
Oculus Liftの課題
一つ目は当たり前ですが、高価だという点ですね。(とはいっても10万円程度です。)
この点は、今日見せてもらったのですが、スマートフォンとレンズを使って似たような商品を再現できるらしく、そちらであればスマートフォンさえあれば1000円も掛からないくらいで作れるらしいので、普及が期待されているそうです。
次に触覚に未対応だという点ですね。
音と全方向の視覚はあるのですが、やはり触れないと物足りなさがあります。この部分は超音波を利用して触った感覚を再現するという研究が進んでいるそうです。
今後のVR空間に期待!
マリオカートとかOculus Liftで出来たらめちゃくちゃ面白いと思いますね。
映画もOculus Lift用というのが出てくると思います。
通常のテレビ番組や映画と違って、主人公の視点になるので、主人公の視点になることで臨場感が増したりするものとは相性が良さそうでした。
アーティスト目線でのライブ映像とかは数年以内に見られるようになるはずです。
楽しみですね!
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