家の近くに4回くらい行ったバーがあります。
「家の近くに行き着けのバーがあったらやばくね(笑)」なんて全然やばくも何ともない思いつきで、友達と発掘して行ったのが1回目。
そのまま何故か友達がバーテンダーとしてそこでバイトしはじめたので、他の友達と「おい、おすすめのウイスキーを教えろ!」なんて茶化しに行ったのが2回目。
あと2回ほど。まぁ行き着けにはならなかったわけですけど。
去年の2月頃に2回目に行ったときに、左横に常連のおじさんが座ってたんですね。
おじさんと言っても、ただのおじさんではなくて、広告屋を立ち上げて社長をやってるというおじさん。
とはいえ、男っておじさんになると、何をやってるかなんて関係なく若者からは「おじさん」と括られてしまうのだから、何だか寂しいものです。
そのおじさんは若い頃に音楽をしていたそうで(大抵のおじさんは若い頃に音楽をやっているのだろうけれど)、友達が「こいつラッパーなんですよ」なんて言うものだから、音楽の話になったんですね。
美味しいビールを飲んでいたせいで、何の話をしたかは気持ちよく忘れてしまったのですが、一つだけ記憶に残ってる言葉があります。
「その歳でしか書けない歌詞ってあるから、その時書こうと思ったものを、しっかり書いて残していった方がいいよ。」
思いついた歌詞を書いて残すか迷うときってあると思うんですね。
でも、おじさんの言うとおり、書き残していいのかなあと。
おじさんの説教ってなんだそれってときと、何となくそうなのかなってときがあるじゃないですか。
これに関しては多分後者なんだろうなあと感じた気がします。
そんなわけで、『TwiRAq』とか聴くと青臭いなーと思うわけですが、青臭いなーと一興できるのもまた書き残しておいたおかげ。
これからもいろいろ書き残していこうと思います。
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