Solidityの基礎:状態変数を定義する
状態変数とは
状態変数とは、スマートコントラクトが保有している変数のことです。
最も重要な要素のひとつで、ブロックチェーン上のノード間で同一の値が共有されているため、まさにブロックチェーン台帳に刻まれている数字・データそのものです。
状態変数には、通常のプログラミングと同様に「uint型」や「string型」などの型があるほか、以下の4つの修飾詞によって公開範囲が決まります。
- internal
宣言されたコントラクト内の関数と、その継承コントラクト内でのみアクセスできます - public
誰でもアクセスできます - private
宣言されたコントラクト内からのみアクセスできます - external
宣言されたコントラクト外からのみアクセスできます - constant
状態変数を不変にします
状態変数を定義する
int、uint、stringなどの状態変数を定義する場合
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pragma solidity ^0.4.19; contract SampleContract { //以下は、状態変数の定義例です int public temperature; uint private _age = 10; //privateな状態変数には_を付けるのが一般的です string public message = "Hello World"; } |
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基礎編1:状態変数 / 構造体 / マッピングの基礎を理解する
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