Solidityの基礎:配列を定義する
配列とは
Solidityの配列は、プログランミング全般における一般的な配列と同じです。固定長の配列と可変長の配列があります。
ただし、状態変数の項目でも書いたとおり、スマートコントラクト内の状態変数は実質的にブロックチェーン上のデータそのものです。そのため、可変長の配列はまさにブロックチェーン上のデータベースであるといえます。
状態変数と同様、配列についても「private」「public」などの修飾詞を指定します。
配列を定義する
Solidityで配列を定義する際には、以下のように記述します。
さまざまな配列を定義する場合
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pragma solidity ^0.4.19; contract SampleContract{ //一般的な配列の定義 int[2] fixedArray; //固定長の整数配列 int[] dynamicArray; //可変長の整数配列 //構造体の配列 struct Human { int age; string name; } Human[] public people; //Humanを格納した配列「people」 } |
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