『レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』を観た
ウディ・アレン監督の新作映画『レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』を観ました。
あらすじ
大学生のカップル、ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)は、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。きっかけは、アシュレーが学校の課題で、有名な映画監督ポラード(リーヴ・シュレイバー)にマンハッタンでインタビューをすることになったこと。
生粋のニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内したくてたまらない。ギャツビーは自分好みのデートプランを詰め込むが、2人の計画は晴れた日の夕立のように瞬く間に狂い始め、思いもしなかった出来事が次々と起こるのだった……。
amazonより
感想:中身のなさが良い
ストーリーがどうとか、内容がどうというよりも、ウディ・アレンの世界観・雰囲気を楽しむ映画なのかなと思います。
主人公は、チャーリー・パーカー好きで、即興でピアノの弾き語りをしてしまうようなオシャレ大学生。ギャンブルでお小遣いを稼いで、アンニュイな世界観を漂わせます笑。
BGMに「Misty」が流れる雨の日のニューヨークで、登場人物たちがウィットにとんだ会話を繰り広げる、みたいなおしゃれな感じが好きなら、ぜひ観てみてください(笑)。
個人的には、ナルコスで一番好きなメキシコ編の主人公フェリックス・ガジャルドを演じたディエゴ・ルナが出てきたり、楽しく観れました。ギャッツビーの母親が過去をいきなり話し始めたシーンが最高(笑)。
なんかこういう中身がない作品を観たいときもありますよね。ストーリーはノリで、あとは文体で読ませる小説みたいな。
こういう作品は、とても好きです。
ウッディ・アレン好きはもちろん、ジャズ好き、80年代のニューヨーク好き、たぶん村上春樹好きの皆様も(?)、合うと思うので、ぜひ観てみてください。
『レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』の詳細情報
概要
恋の魔法がNYの街に降りそそぐ、甘くて苦いロマンチック・コメディ!
その美しいルックスと演技力で新世代を牽引するティモシー・シャラメ(『君の名前で僕を呼んで』)、大作からインディペンデント映画にまで引っ張りだこのイット・ガール、エル・ファニング(『マレフィセント』)、世界の歌姫セレーナ・ゴメス(『デッド・ドント・ダイ』)を迎え、84歳のウディ・アレンが贈る最新作は、運命のいたずらに翻弄される、甘くて苦いラブストーリー。
セントラル・パーク、カーライル、メトロポリタン美術館など、美しい街並みが旅をしているかのように登場する。
サプライズが詰まったニューヨークの魔法にかかった、男女の恋の行方は?観る者の胸を弾ませ、爽快感に満たされる、まさに雨上がりのような珠玉作が誕生した。
監督
- ウディ・アレン
キャスト
- ティモシー・シャラメ
- エル・ファニング
- セレーナ・ゴメス
- ジュード・ロウ
- ディエゴ・ルナ
- リーヴ・シュレイバー