ドンクベットとは
「ドンクベット」とは、前のラウンドで最後にレイズしたプレイヤーではないのに、次のラウンドで最初にベットする行為です。
たとえば、プリフロップにおいてボタンまで全員フォールド、ボタンがレイズして、スモールブラインドがフォールド、ビッグブラインドがコールしたとします。このとき、プリフロップでのレイザーはボタンです。
さて、フロップにおいて、ビッグブラインドがチェックではなく、ベットをしたとします。これがドンクベットです。
ドンクベットは、ドンキー(バカという意味)ベットに由来しており、一般的には悪手とされています。なぜなら、先ほどの例でいえば、フロップにおいて先にベットできるほどの強いハンドであれば、プリフロップではコールではなくリレイズ(3ベット)をしているべきだからです。つまり、前のラウンドでコールに留めておきながら、次のラウンドで先にベットするのは行動が矛盾しているということです。
しかし、コミュニティカードに新しいカードが追加されると、状況は変わるため、ドンクベットが必ずしも悪いわけではなく、プロでもドンクベットをすることはあります。
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