経営統合作業(PMI)とは
経営統合作業(PMI)とは、「ポスト・マージャー・インテグレーション(Post Meger Integration)」の略で、M&Aの実施後に対象会社を買主企業に統合していく作業を指します。
具体的には、以下のような内容の作業が行われるのが一般的です。
- 企業文化の融合
- 顧客の共同開拓
- 共同研究開発
- オペレーションの統合とコスト削減
流れとしては、一例として、以下のような流れで行われます。
- 統合方針の作成(クロージング前)
- 統合方針の見直しや優先的な作業の実施
- 中期経営計画の作成
- 中期経営計画のフォロー
M&Aは、目的があって企業を買収するわけですから、買って終わりではなく、本来の期待されていた効果が得られて、初めて成功したということになります。そのため、PMIはM&Aにおいて最も重要なプロセスのひとつであるといえます。
クロージング直後に行われる一連の作業であるポストクロージングとは別概念で、もう少し中長期にわたる統合作業を指します。
written by @raq_reezy
関連記事
関連用語
M&A用語一覧に戻る
コメントを残す