M&A用語:類似上場会社法とは

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類似上場会社法とは

類似上場会社法とは、類似事業を行っている他社の時価総額をベースにバリュエーションを決める方法です。マーケットアプローチの一種です。

例えば、類似する上場会社が利益の15倍の時価総額がついていたとします。このとき、数多くの投資家がそういう評価をしているわけですから、資産や負債の状況による調整は必要ですが、その事業においてはざっくりと利益の15倍が適正なバリュエーションだと考えることができます。

このように、取引所において多くの投資家が取引を通じて上場企業につけた評価を参考にしてバリュエーションを行うのが類似上場会社法です。

類似上場会社法の特徴としては、例えば、現時点では利益が出ていない事業であっても、似たような事業で利益が出ていない上場企業があれば、売上の●倍の時価総額がついているかといった点を参考にバリュエーションすることができます。このように、類似する上場企業があれば柔軟にバリュエーションができるという点がインカムアプローチとの違いです。

written by @raq_reezy

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