メロディが消えたとき、ビートと言葉のみが残るのは当然。村上龍の思うヒップホップの誕生。
村上龍の『逃げる中高年、欲望のない若者たち』を読んでいたら、ヒップホップについて、ちょっとだけ触れている部分があったので紹介します。 メロディが消えて、ビートと言葉だけの音楽が生まれた 以下の文章です。 国…
村上龍の『逃げる中高年、欲望のない若者たち』を読んでいたら、ヒップホップについて、ちょっとだけ触れている部分があったので紹介します。 メロディが消えて、ビートと言葉だけの音楽が生まれた 以下の文章です。 国…
奇譚(きたん)。珍しい話、不思議な話。 この短編集はそんな不可思議な話を5つ詰め込んだものです。 サメに殺された息子の影を探して生きる母親、探偵に夫を探してもらう女、移動する石、名前を盗む猿。 そんな不可思議な現象が、た…
時代の変遷を理解する 消費させるから、消費されるへ。パワーバランスがひっくり返るとき。 従来、消費者には力がありませんでした。 消費者の力とは、つまり選択肢の広さです。選択肢が多様であればあるほど、消費者は好きな者を、自…
読んでくれること、受け取ってくれることを前提としてコミュニケーションを取る時代が終わっています。 テレビのCMはスキップされるようになり、ウェブ上のコンテンツもほとんどがスルーされる時代が来ていますよね。音楽においても、…
現在のアジアの様子を物凄く分かりやすく解説した『ネクスト・アジア』という本を読みました。 十年ほど前までは、アジアといえば中国!超発展中!すげー!という感じだったのですが、アジアの様子はめまぐるしく変わっていきます。世界…
イケダハヤトさんがメディア業界を志す人は必読の本として薦めていたのがきっかけで、田端信太郎さんの『MEDIA MAKERS』という本を読みました。 田端信太郎さんという方はリクルートの『R25』の創刊に始まり、ライブドア…
先日聴いた伊藤穣一さんのスピーチが凄く分かりやすくて刺激を受けたので、伊藤穣一さんの本を読んでみました。 伊藤穣一さんは不思議な経歴を持った方で、タフツ大学でコンピューターサイエンスを、シカゴ大学で物理学を学ぶも、両方途…
才能に目覚める(笑) 先日、ウェブ上で尊敬する人が紹介していた本があって、さっそくAmazonで購入して読んでみたんですね。 それが『さあ、才能に目覚めよう』っていう超怪しいタイトルの本なんですよ。 勝間和代とかも推薦し…
岩瀬大輔さんの『ネットで生保を売ろう!』を読みました。 岩瀬大輔さんとは 「30分前に出社して新聞読め」で炎上 先日4月1日の新入社員向けの「社内で信用を得ると楽しく仕事がやりやすくなるから信頼を得る努力をしよう」という…
村上春樹という作家 村上春樹を読んだ3月 今年の3月は『ノルウェイの森』をたまたま手にとったのがきっかけとなり、今更ながら彼の作品をたくさん読んでいました。これまでほとんど小説は読んでこなかったのですが、意外とおもしろい…
フィリピンに旅行に行ってきたのですが、フィリピンの海で、ノルウェイの森を読むという、粋なことをしていました。 恥ずかしながら初めて村上春樹の小説を読みました。ネタバレ含みます。 喪失の物語と、死生観 ノルウ…
こちらの作品、借りて読んだのですが、”ピンプ”という言葉のイメージが丸っきり変わってしまったくらいの作品だったので紹介してみます。ギャングとピンプというのは何となくごっちゃなイメージ…