記事の目次
はじめに
映画『マスカレード・ホテル』を観たので、以下について書いています。
- あらすじと感想
- 視聴方法(無料あり)
- 監督・キャスト
- 口コミ・評判・レビュー
*他の映画について知りたい方は、おすすめ映画の一覧をご覧ください。
written by @raq_reezy
『マスカレード・ホテル』のあらすじ
東野圭吾原作・鈴木雅之監督の新作映画『マスカレード・ホテル』を観ました。
あらすじ
東京都内で3件の予告殺人事件が起きた。事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査される。警視庁の捜査本部は、数列の暗号が次の犯行現場を予告するものであると解読し、第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測する。
数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐ為フロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置され、不慣れなホテルマンとしてのホテル業務に悪戦苦闘しつつ、不審な宿泊客を監視する事を強いられる。捜査一課の刑事・新田浩介は、英語ができる帰国子女であることから、同ホテルのフロントスタッフに扮することになり、新田の補佐・教育係には、優秀なフロントクラークの山岸尚美が任命された。
立場も職業倫理も異なることから、潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人だったが、共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら、日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼と共闘意識が生まれる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まった。
Wikipediaより
『マスカレード・ホテル』の感想
豪華キャストで楽しく観られる(ネタバレ注意)
長澤まさみ、木村拓也、小日向文世をはじめ、豪華キャスト。内容は、殺人事件に関する推理・ミステリーという感じですが、グロい犯行現場などもないので、楽しく観られます。
ただ、めちゃめちゃ内容が深いとか、考えさせられるとか、ストーリーやコンセプトが凄いとか、そういうものではないので、あまり期待値を上げすぎず、気楽に観ると良いのかなと思いました。長澤まさみのミステリー・推理ものだと、個人的にはコンフィデンスマンJPシリーズの方が好きでした。
僕があまり小説を読まない人間なのでアレなのですが、原作を読んでいたら、さらに面白かったのかも。
『マスカレード・ホテル』の視聴方法(無料あり)
無料で視聴する方法
- amazon primeに登録する(30日間無料)
- amazon prime videoで『マスカレード・ホテル』を観る
定額サービスで観る
- NETFLIX
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レンタルで観る
- FODプレミアム
- Video Market(330円から)
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- GYAO!ストア(330円から)
『マスカレード・ホテル』の詳細情報
『マスカレード・ホテル』の概要
『マスカレード・ホテル』の概要
概要
全員を疑え。犯人はこの中にいる。 潜入捜査官 × ホテルマン 正反対のコンビが、連続殺人事件に挑む。
★刑事:木村拓哉×ホテルマン:長澤まさみ 初共演!
★さらに、豪華キャストが刑事、ホテルマン、個性豊かな宿泊客として登場! !
★東野圭吾、新たなる傑作ミステリー、待望の実写映画化!
★監督は「HERO」シリーズの鈴木雅之。
『マスカレード・ホテル』の監督・キャスト
監督
- 鈴木雅之
キャスト
- 木村拓哉
- 長澤まさみ
- 小日向文世
- 梶原 善
- 泉澤祐希
- 東根作寿英
- 石川 恋
- 濱田 岳
- 前田敦子
- 笹野高史
- 髙嶋政宏
- 菜々緒
- 生瀬勝久
- 宇梶剛士
- 橋本マナミ
- 田口浩正
- 勝地 涼
- 松たか子
- 鶴見辰吾
- 篠井英介
- 石橋凌
- 渡部篤郎
『マスカレード・ホテル』の口コミ・評判・レビュー
★3.5:原作読了時にはここまでのアンサンブルキャストが結集するとは想像できなかった
東野圭吾が手がける「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を木村拓哉主演で映画化するもの。
原作読了時点でドラマ化および映画化はされるだろうと思っていたが、ここまでのアンサンブルキャストが結集する作品になるとは思っていなかった。木村と長澤まさみのほか、小日向文世、濱田岳(この並びを見ると「HERO」?と勘ぐってしまう)、前田敦子、笹野高史、菜々緒、生瀬勝久、勝地涼、松たか子ら豪華な面々がずらり。
既に続編の製作が発表されているが、きっとまた芸達者なキャストがこれでもかと登場することは想像に難くなく、全国の映画館に活気を呼び込んでほしいと思わざるを得ない。
★2.5:ミステリーとして見てはいけないかも
キャストは豪華で、前田敦子以外の違和感はない。キムタクと長澤さんの掛け合いはある程度気を抜いて見ていればおもしろいので、ヒューマンドラマとしては楽しめる。
一方で、ミステリーとしてはいまいち。
冒頭から事件整理が半端なまま要素だけを切り出して取り上げられるので、
この伏線に着目してください!と言われてる感じで頭に入らない。
警察内のやり取りや駆け引きが見えないし、シリアスにしたいのかドラマチックにしたいのかよくわからない。特に、最後の犯行に関しては、部屋を複数押さえることがリスクヘッジのように言っていたが、その前の下見でホテル側の対応を見ることが目的であることを伝えているならその後複数の部屋をおさえる時点でホテル側が警戒するのが普通。しかもわざわざ離れた部屋ならなおさら怪しむだろう。
他の事件と混ぜることが醍醐味として展開したのであれば、部屋に関しても他の誰かを実際に泊めるよう誘導させて展開しておくべきだったと思う。その各部屋に思惑があり、さらにリンクしている・・・東野さんな、それ位の期待値はもってしまうし、それを実現できるキャストやシナリオだったと思う。
面白くないわけではなく、期待値が高かった作品だと感じた。