元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏が格差社会と土地の関係性について語った音声を書き起こしました。
記事の目次
格差社会をなくす鍵は固定資産税!?
–あのー、ひろゆきさんだよね。このニコニコ動画と2チャンネルの話してましたけど。
ひろゆき: うん。
–すごい論客だなぁっていうのを、読んで思ったんですけど、例えばね、格差社会をなくす方法っていうのをね、具体的な案をね、こう提案するんですよ。
ひろゆき: あー。
–固定資産税を高くしろと。そうすると、この格差社会は無くなると。
ひろゆき: 今のお金持ちの人達って、まぁ土地だったり、結構持ってて、それでまぁ貸して、家賃収入っていう。
–うんうん。
ひろゆき:要は不労所得がある訳じゃないですか。
–うん
ひろゆき: で、不労所得がある場合って、例えば本当に優秀な人でも働かなくなっちゃう訳じゃないですか。
–うん。
ひろゆき:なんで、そこら辺は税金で徴収しちゃって、その不労所得がある人でも、ある程度働かなきゃいけないようにした方がいいかなぁと思って。
–あー。そして、その固定資産の利回りよりも、株の利回りの方が、高いと思われるんだったら、その余ったお金は、株の方に行くから、その資金が、若い会社に投入されるんじゃないかっていう。どうですか。これ。
政治家:うん。まぁ。
–民主党のマニフェストに採用してくださいよ。
政治家:私に言われても困るよ。俺、民主党じゃないから。でも固定資産税を上げるっていう考え方はあるでしょうね。とか、相続税を、相続税率を上げるとかっていう考え方は。
–それだけじゃないんですよ。うちの先生の意見は。
政治家:こちらが先生になっちゃった。
–もう洗脳がこっちになってるから(笑)。
政治家:わりと洗脳されやすいから。ちょっと。
–だからその、固定資産税を上げる事によって、要するに家を買わなくなると。
政治家:うん。
–家を買わなくなるから、土地代が上がらなくなると。
政治家:うん。
–そしたら、家賃がどんどん下がっていくと。
ひろゆき:土地って付加価値を生まないじゃないですか。
–ええ。
ひろゆき:例えば土地の値段がどんどん上がったとしても、そこでそのじゃあその、この土地が高いからと言って、そこで作った作品が面白いから売れるとかってぜんぜんないじゃないですか。
–うん。
ひろゆき:土地が高くなることによって、社会が潤う事って、ほとんどないんですよね。単に、土地を持っている人が金持ちになるだけで。
土地が安いと日本の生産性は上がる!
政治家:例えばでもさ、大きな工場が必要な企業とかっていうのがあるわけですよ。
ひろゆき:ええ。
政治家:それはどうする・・・
ひろゆき:そうすると、それは土地が安い方が、要は工場が安く建てられて、製品が安く作れるんじゃないですか。
政治家:うん。
ひろゆき:去年、中国に行ったんですよ。
政治家:うん。
ひろゆき: 中国の、液晶パネル工場っていうのがあって、1日に10万台液晶パネルが作れますと。
政治家:うん。
ひろゆき:で、歩留まりが8割ですって。
政治家:うんうん。
ひろゆき:だいぶん悪いんですよ。
政治家:うん。悪いねぇ。
ひろゆき:えぇ。結局10万代作っても8万台しか、製品になるものがないんですね。
政治家:うん。
ひろゆき:で、じゃあそこを増産するためにはどうすればいいか。
政治家:うん。
ひろゆき: 日本だと、そこ、歩留まり上げようとするんですよ。
政治家:うん。
ひろゆき: でも中国の場合は、同じ工場を横にもう1個作るんですよ。
政治家:あ~。
ひろゆき: それは、土地が安いし、工場の設計も、全部設計書そのまま作ればいいだけだから
政治家:あ~。あ~。
ひろゆき: ただ、お金と土地さえあれば、そのまま、生産量が倍になるんですよ。
政治家:うん。
ひろゆき:ていうビジネスができるんですよね。
政治家:うん。
ひろゆき: で、日本の場合って、その土地が高いので、それが出来ないので歩留まりを上げると。
政治家:うん。
ひろゆき: ただやっぱ、いくら歩留り10%上げても、1万台増えるだけじゃないですか。
政治家:うん、うん、うん、うん。
ひろゆき: そうすると、1万台増えた時の製品の価格と、その倍の16万台売ってる時の製品の価格だと、やっぱり製品の額下がりますよね。
政治家:うん。規模の
ひろゆき: ええ。
政治家:あれだ。あの、メリットが出てくるからね。
ひろゆき: ええ。
ネットの会社は必ず都会にある?インターネットで場所の優位性がなくなるという幻想。
–どうですか。だからこそ、固定資産税を・・・
政治家:ただ、日本にそういう土地があるかっていう問題だよね。
ひろゆき: えっと…。
–それは工場の件は、ま企業の事で質問された側だけど、格差社会を無くしていくっていう意味での、提案としてはその、お金持ちは、土地を持っている人は、代々お金持ちになっていってるわけだから。
ひろゆき: まぁでも、土地の価値が下がれば、土地が捨て値になるので
–うん。
ひろゆき: 多分、今ってその土地が捨て値にならないから、要は、土地に対して地上げとかやったりして、無理やりどいてもらわなかゃいけない訳じゃないですか。
–なるほど。
ひろゆき: でも、土地に価値がなかったら、別に地上げもしないで、みんな買ってくれてもいいよって・・・
–そう言われているとさ、ネット、インターネットからして、こーあのー沈下していくと、場所っていうものの優位性が無くなると。それは大都市の、地上げを持つよう、地上げをするような大都市の、一部のこう土地だけがこう上っていく事は無くなって、色んなこう、分散的になっていくんで、必然的に全体的の土地の値段が下がっていくというような事が、言われたことがあったんだけど。
ひろゆき: 昔言われてたんですけど、あれ幻想ですよね。
–幻想に終わっちゃったよね。
ひろゆき: 結局、ネットの会社って、必ず都会にありますからね。
–いや、昔はな、あー福岡とかね、金沢とかに出来たこともあったんですよ。
政治家:はー、はー、はー、はー。
–でも最近は、そういうのトレンドはなくなっちゃいましたよね。
ひろゆき: みんな東京に来ちゃいましたね。
–結局、そういう場所の優位性っていうのは、あのー無くなったないんだなって。
ひろゆき:そのー、まぁー、あのネット回線さえあれば、どこでも働けるからいいじゃないかって言っても、結局もの作りって、センスだったり、発想だったりなんですよね。
–うんうん。
ひろゆき: そうすると、都会の方が多くの人がいて、多くの面白いものがあって、色んな刺激があって、面白いものが作れるんですよね。
–うんうん。
ひろゆき:で、色んな刺激のある人が、いきなり砂漠の真ん中に行って、さぁ、面白い曲を作れ、って言われたって、なんもないじゃないですか。
–うん。
ひろゆき:そりゃ、作れねーよって話で。
この法律は出来ないらしい。。
政治家:じゃあ、まぁ、あのー、少子化も進んでいくし、とはいえ少子化も進んでいくし、その土地税制というのをそういう形で見直していくって、あるいは相続税制を見直していくっていう事は、十分に現実的な課題とし、に、なって来てると思うよ。
–でも、このホリエモンとの対談の結論ではね、僕は政治家自体が金持ちだから、土地持ちだから、これ自体が法律化される訳はないっていう事の結論なの。
政治家:それはそうかもしれないなぁ(小声)
–だけど、こういう、こういう話をこう政策論で打って出たら、結構若者、面白いと思うんですけどね。
政治家:若い人にとってはウェルカムな提案じゃないのかな。
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