どうも、RAq(@raq_reezy)です。
ラップや執筆をしています。
RAq 『アウフヘーベン』(全曲試聴Trailer) https://t.co/Th1FHxvST7 @YouTubeさんから
— RAq(らっく) (@raq_reezy) November 17, 2017
これ読んでくれているのは、何かの縁かなと思うので、もし良ければフォローしてくださいね。
さて、今日は洋楽のヒップホップの面白さについて書きたいと思います。
洋楽のヒップホップは、英語ならではのフローやリズムもカッコいいし、勿論ファッションもカッコいい。
だけど、僕自身は、何よりも歌詞のおもしろさにヤラレタくちです。
アメリカってローコンテキストな国だというイメージがあるんですが、ヒップホップの歌詞ってやたらとハイコンテキストなんですよね(笑)。
たとえば、以下はエミネムがビヨンセを客演に招いた「Walk on Water」って曲のサビです。
I walk on water
But I ain’t no Jesus
I walk on water
But only when it freezes
【意訳】
俺は水の上を歩く。だけど、俺はイエス・キリストじゃないんだ。
俺は水の上を歩く。だけど、水が凍ってるときだけなんだ。
Eminem – “Walk on Water” feat. Beyonce
これって、イエス・キリストがペトロの前で湖の上を歩いてみせたっていう「マタイによる福音書14章22節~33節」の逸話を元に表現されてるんですね。
それを知っていれば、この短い4小節には、以下のような意味が込められていると分かるわけです。
みんなはエミネムやビヨンセのような一流のスターを見て、まるでイエス・キリストのように不可能なことを実現する特別な人物だと想像する。
だけど、彼らはステージの上などの特別な状況(水が凍っているとき)では、凄いパフォーマンスを見せたりもする(湖の上を歩く)けど、神なんかでは決してなくて、みんなと同じ普通の人間なんだよ。
たった4小節に、これだけの意味が!
いかがでしょう!
洋楽のヒップホップの歌詞、めちゃくちゃ面白くないですか!?笑
僕はこの感じにやられてしまったんですね。
そして、そうした面白さを伝えたいと思い、気付けば『洋楽ラップを10倍楽しむマガジン』というものを始めていました(笑)。
内容は、メインのコンテンツは、歌詞の内容をしっかりと解読していくというものです。
https://twitter.com/hiphopnote/status/993819847271235584
https://twitter.com/kingkottakromac/status/995105724643487744
手前味噌ですが、こちらの記事、なかなか面白いんです!笑
それから、歌詞の解読以外の記事も、ハイコンテキストを楽しめそうなものであれば、投稿しています。
たとえば、発言の一部が切り取られて報じられ、話題になったカニエ・ウェストのインタビューをフルで訳した。
すごく多くの人に読んでもらえて、多くの方が「ゴシップニュースのタイトルだけ読んで反応」ではなくて「インタビューの全文を読んだ上で」、様々な賛否両論をツイートしてくださっていました。
カニエの発言はこういう文脈だったのか。「精神的な収監」と「自由な思考」について。
「奴隷制度は選択だった」とカニエが発言したTMZインタビューのほぼ全文翻訳。|洋楽ラップを10倍楽しむマガジン|note(ノート) https://t.co/w4Ntj0SleW
— モリジュンヤ|inquire Inc. (@JUNYAmori) May 7, 2018
カニエさんが問題発言したと言われてるYMZのインタビューをほぼ全部和訳してくれてるnoteがあった。インタビューの全体を知ると問題発言ではなく、理想主義的ではあるけど、自分でも感じてた違和感を堂々と発言していて、問題提起をしてるなと感じて読んでてなんか涙が出た。 https://t.co/APL3ZkGAwH
— (H1RA0) (@pothomukin) May 8, 2018
翻訳ありがとうございますm(_ _)m
やはりカニエは頭悪かった。。
コイツの言ってるのは「差別も意識次第」という暴論。全ての財産と名声を失って厳しい土地でやり直してから言えって話よ。「奴隷制度は選択だった」とカニエが発言したTMZインタビューのほぼ全文翻訳。 https://t.co/jNV6B1aP1K
— Good Times Roll (@CowtanTcb) May 14, 2018
カニエかっこいいこと言うてる。
「自由な思考」について考えさせられる対談だった。改めて情報なんていつだって切れ取られて誰かにとって都合がいい解釈や意図が混ざりこんでるんだなと。
「奴隷制度は選択だった」とカニエが発言したTMZインタビューのほぼ全文翻訳。|https://t.co/5mq580wewh
— 植木 大介 (@daisuke_ueki) May 4, 2018
「奴隷制度は選択だった」とカニエが発言したTMZインタビューのほぼ全文翻訳。|洋楽ラップを10倍楽しむマガジン|note(ノート) https://t.co/Qe4dEPlfey いちいち逃げやすい方に話を移すな。げんなりしてる
— 1an (ラン) (@hititlan) May 3, 2018
こんな感じで、ちょっと深いヒップホップの世界を味わえる内容となっております!
興味を持ってくださった皆さまや、普段から「洋楽のヒップホップの歌詞やカルチャーを楽しみたいので、もっと詳しい解説があればなあ」なんて思っていらっしゃった方々は、ぜひ、この機会に『洋楽ラップを10倍楽しむマガジン』を購読してみてください。
「note」というサービスで定額課金マガジンのような形式でやっていて、基本的に月額880円で3〜5本を更新しています。
バラバラに買いたい場合は、1記事あたり380円でも販売しています。
月880円と、定食1回分程度のお手軽な価格となっておりますが、それでもちょっと悩むなぁ・・・という方もいらっしゃると思います。
そこで、まずは2記事を試し読みしていただけるように準備しております(商売魂)!!笑
ということで、まずは無料試し読みの記事を、ぜひ読んでみてくださいね〜笑。
これ見て初めてnoteの破壊力理解したわ、自分の興味のあるジャンルでしっかり書いてあって面白そうだなと思ったときにお金を払っちゃうのは紙でも電子データでも同じだしこの課金システムは定期購読みたいで面白いな https://t.co/jyY6lrLxT5
— Ł♘♞ (@KRKRK) May 9, 2018
読んだ。すばらしい記事。
世間の高い期待と戦い続けて来たエミネムの本心。(Eminem – "Walk on Water" feat. Beyoncé)|洋楽ラップを10倍楽しむマガジン|note(ノート) https://t.co/nPlCm2hguD— PIANO FLAVA (@piano_flava) December 21, 2017
めっちゃいいな、購読しよ。
洋楽ラップを10倍楽しむマガジン|note(ノート) https://t.co/NgzqvJB3D5
— 岡田弘太郎|Kotaro Okada (@ktrokd) May 4, 2018
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