ヒップホップ用語:セルアウトとは

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セルアウトとは

セルアウトとは、ストリート向けのドープな曲を作っていたアーティストが、曲が売れるようにマス向けの曲を作ることを指します。

2000年代頃までは、ストリート向けの曲か、ポップス寄りの曲かというのが、今よりも意識されていた時代だったため、前者に向けて活動していたアーティストが、後者に向けたリリックを書いたり、曲を作るとセルアウトだと批判されていました。もしくは、前者に属するラッパーは、後者に属するラッパーをセルアウトだとディスることもありました。

また、当初は黒人の音楽が流されるラジオやTV番組は限られていたという事情もありました。黒人が生み出した音楽ジャンルであっても、黒人アーティストの活躍機会を制限しつつ、白人アーティストがその音楽性だけを盗用して白人向けの音楽を生産する時代であった等の背景もあり、何が本物で何が偽物・セルアウトなのかという概念は、黒人アーティストが自分たちの生み出した文化を守っていくためにも重要でした。

最近では、グラミー賞や一部のラジオなどを除くと、そのような差別も随分と減ったことに加え、ヒップホップ自体がアメリカにおける最も人気の音楽となったため、「売れるためにポップスに寄せる」という概念がなくなり、セルアウトという言葉はあまり使われなくなってきています。

 

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