奇妙な事件だったわりに、いまいち良く分かっていないので、とりあえず情報集めてまとめていこうかなと思います。
なぜ『アンネの日記』なのか
アンネの日記とは
ナチス政権下のオランダでユダヤ人の少女アンネが日常を綴った日記ですね。
昔ちらっと数ページ読んだくらいなのですが、wikipediaによると、
第二次世界大戦の最中のドイツによる占領下のオランダ、アムステルダムが舞台となっている。ドイツによるユダヤ人狩りを避けるために咳も出せないほど音に敏感だった隠れ家に潜んだ8人のユダヤ人達の生活を活写したもの。執筆は密告(密告者はいまだ不明)によりドイツの秘密警察に捕まるまでのおよそ2年間に及んだ。1942年6月12日から1944年8月1日まで記録されている。彼女の死後、父オットー・フランクの尽力によって出版され、世界的ベストセラーになった。
アンネの日記が持つ意味
なぜ、アンネの日記が破られると世界がヒステリックに反応するのか?
こちらに詳しくあります。
日本の右傾化が背景?
日本ではユダヤ人が資本家として労働者である自国民から搾取したという歴史が無いため、右翼・ナショナリズムはヨーロッパと違って反ユダヤには結びつきにくいと思うのですが、右傾化らしき現象が進む現在の日本と関連付けて考える気持ちも分かるところ。
ゴーストライター問題だった?
「アシスタントとゴーストライターは違う」犯行と無関係だったビラ 関与認める供述
犯行とは無関係なビラということでしたが、佐村河内氏の時期とも被るため、ゴーストライター問題が原因だったのかとも思えます。
アンネの日記のオリジナル性についてはwikipediaでも触れられています。容疑者の方は30代無職男性という発表でしたがアシスタントをしていた経歴があるのでしょうか。
アンネの死後、オットー・フランクによって、オリジナル原稿と改訂稿を相互補完する形で縮約編集された。いわば復元版である。
出版に当たっては、編集の過程で第三者によってさらに本文の削除や修正がほどこされた。削除箇所の多くは母親への辛辣な批判である。その他に第三者に関する批判(ファン・ペルス夫妻など)、若干の退屈なエピソード、性の目覚めに関する記述の削除、ならびに存命中の者のプライバシーを保護するための配慮があった。以上のような編集が加えられたため、書店に並んだ日記はアンネ・フランクが書いたものと一字一句おなじとはいえない。
一方で、ゴーストライター問題と関連付けるにはアンネの日記、さらに言えばアンネ・フランクよりも広範な範囲の書籍が被害を受けている点も気になります。
ユダヤ人迫害関連全般狙いか 「アンネ・フランク」では不検出の書籍も
進展が気になります。
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