M&A用語:第三者割当増資とは

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第三者割当増資とは

第三者割当増資とは、対象会社が自社株式を新規に発行して、第三者に対して割り当てることを指します。M&Aのストラクチャーの一種です。

一般的には、スタートアップなどが資金調達するときに、新規に株式を発行して、新しく株主に加わってくれる投資家に売るという形で用いられます。その他、敵対的買収などを防ぐために、ホワイトナイト等に株式を新規発行して割り当てるために行われることもあります。

非公開会社においては、株主総会の特別決議が必要です。公開会社においては、株主総会の特別決議により、募集株式の数の上限及び払込金額の下限を定めた上で、募集事項の決定を取締役会に委任しておくことができます。これによって、取締役会決議でスピーディに第三者割当増資を行うことができます。

ただし、公開会社においても、支配株主の異動を伴う第三者割当増資を行う場合には、払込期日の2週間前までに告知を行い、その2週間のうちに総株主の議決権の10分の1以上の議決権があった場合は、株主総会を開いて普通決議を行う必要があります。

written by @raq_reezy

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