M&A用語：合併とは

合併とは

合併とは、複数の会社をひとつに統合する組織再編行為を指します。M&Aのストラクチャーの一種です。

株式譲渡と異なり、合併された側の会社が消滅する組織再編行為です。合併した側の会社は、合併された側の会社を取り込むため、税制適格要件を満たす適格合併であれば、買主はタックスメリットを得ることができます。また、組織再編行為のため、債権者保護手続きが必要となります。

対象会社を既存の会社に合併させる方法を吸収合併、複数の対象会社を新しく設立した会社に合併させる方法を新設合併といいます。吸収合併であれば、合併した側と消滅した側という差が生まれてしまいますが、新設合併であれば、両社ともに新設会社に吸収されて消滅するので、立場に差が生まれません。

また、合併する側の企業が保有する資産の5分の1以下で吸収合併を行う場合には、簡易合併といって、株主総会の決議が必要ありません。

written by @raq_reezy

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関連用語

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• 組織再編行為
• 債権者保護手続き
• 株式譲渡
• 税制適格要件
• 適格合併
• タックスメリット
• 吸収合併
• 新設合併
• 簡易合併

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