ハンドレンジとは
「ハンドレンジ」とは、あるプレイヤーが持ちうる2枚のハンドの範囲のことです。
たとえば、相手のスターティングハンドがAA、KK、QQ、AK、AQのいずれかだと予想するとき、「相手のハンドレンジは、AA・KK・QQ・AK・AQ」といったりします。
近年ポーカーは研究が進んでおり、「どのポジションから、どのハンドでゲームに参加すると期待値がプラスになりやすいか・勝率が高いか」について、ある程度の共通認識が生まれています。(=スターティングハンド表)
そのため、相手がどのポジションから、どのくらいの額をベットしてきたかによって、相手のハンドレンジをざっくりと予想することができます。
例えば、相手がアーリーポジションから大きなレイズをしてきた場合、相手のハンドレンジはAAやKK、QQ、AKなど、かなり強いハンドだと推測できます。このとき、フロップで8・6・3のように弱いカードがめくれると、相手は役がない(ハイカード)だと予想してベットすることができます。
このように、ハンドレンジという概念は、ポーカーを理論的にプレイする上で、非常に重要です。
また、プリフロップにおいてレイズしたプレイヤーが、ハンドレンジの優位を活かして、フロップで引き続きベットするプレイングをコンティニュエーションベットといいます。
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