プロップスとは
プロップスとは、ラッパーなどに対する、ストリートや同業者、リスナー(ヘッズ)等のヒップホップ・コミュニティからの支持のことを指します。
もともとヒップホップにおいては、ヒップホップ・コミュニティからのプロップスがあるアーティストが、リアルで良いアーティストだとされてきました。逆に、メジャーレコードが広告宣伝費などをかけて露出を買っているだけだったり、ヒップホップを理解していない人たちに向けたポップな曲で売れているだけのアーティストはセルアウトと呼ばれ、シーンから排除されてきました。
それによってヒップホップの本来の価値観が保たれてきた側面がある一方で、独自のスタイルを提案するユニークなアーティストよりも、ギャングスタラッパーなどストリートの支持を得やすいラッパーが売れやすい環境でした。
一方で、2000年代後半以降は、いわゆる従来のヒップホップ・コミュニティからのプロップスがなくても、インターネット上でミックステープ作品を発表することで、独自のファン層を獲得して成功することができるようになりました。その結果、たとえばタイラー・ザ・クリエイターやチャイルディッシュ・ガンビーノなど様々な新しいスタイルのラッパーが登場し、ヒップホップの幅が広がり、音楽性が豊かになったのも事実です。
また、ケンドリック・ラマーやJコール、コモン、ルーペ・フィアスコなどコンシャスなラップをするアーティストはプロップスが高い傾向にあります。
written by @raq_reezy
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[…] 日本のヒップホップシーンでも、「props」 はそのままカタカナで「プロップス」として使われ、広く認知されています。日本のラッパーたちも、仲間やアーティストに対する尊敬や評価を示す際にこの言葉を使っています。例えば、日本語ラップでも、「彼の仕事にプロップスを送る」 や 「プロップスをくれる」 という表現が使われ、音楽のシーンだけでなく、日常的にも使われるようになっています【引用元:RaQ Hip Hop】 (https://raq-hiphop.com/hiphop-word-props/?utm_source=chatgpt.com)。 […]