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Jコール(J. Cole)
J. コール(J. Cole、ジェイ・コール、本名: Jermaine Lamarr Cole、1985年1月28日 – )は、ノースカロライナ州のファイエットビル出身のラッパーです。デビューアルバムから5枚連続で全米1位を記録しており、ケンドリック・ラマーと並んで、2010年代のコンシャス・ヒップホップを代表するリリシストです。
大学からニューヨークに進学すると、ジェイZのレコーディングスタジオの前で何時間も待機してビートテープを渡そうとするも一蹴されるなどの苦労を経ながら、卒業後も音楽活動を続け、2007年にミックステープ『The Come Up』で注目を集めます。
2009年には、ジェイZが新たに設立したレーベル=ロック・ネイションの第一弾アーティストとして契約。ジェイZから「ラジオでプレイされる曲を作るように」と言われ、なかなかデビューできずにいましたが、その間もミックステープやフリーダウンロードでの新曲公開を続けました。
2011年にアルバム『Cole World: The Sideline Story』でデビューすると全米1位を記録。しかしラジオ向けに作られたポップ寄りの曲「Work Out」について、尊敬していたナズが「何であんなポップな曲を作ってるんだ」という感想を漏らしていたことを伝え聞き、ショックを受けます。そのショックをそのまま曲にした「Let Nas Down」を公開すると、ナズが「そこまで落ち込むなよ」と慰めるために「Made Nas Proud」を公開するという事態に。
3枚目のアルバム『2014 Forest Hills Drive』からは、客演を呼ばずに、メッセージ性の強いコンシャスな内容をラップしはじめます。2014年には自分の半生を描いた『2014 Forest Hills Drive』、2016年の『4 Your Eyez Only』、2018年の『KOD』によって、2010年代のコンシャス・ヒップホップを代表するラッパーとなりました。
その後は、90年代〜00年代に台頭したベテラン世代と、10年代後半に登場した新世代の間に位置する中間世代としての役割や意識、改めてラップゲームへの意欲を強く持つようになり、客演を解禁したりと、多くのラッパーと再度関わるようになっています。アトランタのギャングスタラッパーである21サベージとのコラボ曲「a lot」もヒットしました。
written by @raq_reezy
Jコールの名曲・おすすめヒット曲
MIDDLE CHILD
WET DREAMS
Apparently
G.O.M.D.
The London featured by Young Thug with Travis Scott
a lot featured by 21 Savage
ATM
Everybody Dies
Love Yours
Work Out
Who Dat
Jコールのおすすめライブ映像
NBA All-Star Halftime Performance
Forest Hills Drive Homecoming 2016
Jコールのアルバム・ディスコグラフィ
- Cole World: The Sideline Story(2011)
- Born Sinner(2013)
- 2014 Forest Hills Drive(2014)
- 4 Your Eyez Only(2016)
- KOD(2018)
- The Fall Off(2020)
Jコールの歌詞・和訳
- 準備中
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