ヒップホップ用語:バッド・ボーイ・エンターテインメントとは

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バッド・ボーイ・エンターテインメントとは

バッド・ボーイ・エンターテインメントとは、1993年にショーン・パフィ・コムズが設立したヒップホップ音楽レーベルです。

ノトーリアスB.I.G.(ビギー)のアルバム『Ready To Die』が数百万枚のセールスを記録したことで、イーストコーストを代表するヒップホップのレーベルとなりますが、当時ウェストコーストを代表するレーベルであったデス・ロウのシュグ・ナイトは、その躍進を気に入らず、たびたびバッド・ボーイ・エンターテインメントを批判していました。

やがて、バッド・ボーイ・エンターテインメントとデス・ロウは、それぞれの看板アーティストであるビギーと2パックを中心としてビーフ状態になりました。これは東西抗争と呼ばれています。

ショーン・コムズは、こうした争いを回避しようと動き、所属アーティストに対してアンサーソングを出さないよう求めましたが、抗争の激化を止めることは出来ず、結果、2パックとビギーがどちらも命を失うという不幸な結末が訪れました。

ビギーの死後は、ショーン・コムズ自身がヒットソングを出したり、メイスというラッパーがヒットしましたが、やがては勢いを失っていきました。

written by @raq_reezy

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