チェンジ・オブ・コントロール条項とは
チェンジ・オブ・コントロール条項とは、一般の商取引で結ぶ契約内において、株式譲渡等によって支配株主の異動があった場合の対応が記載された条項を指します。
それを理由に契約の解除が可能だったり、相手方への通知と承諾が必要だったりといったものがあります。例えば、対象企業が入居しているビルとの賃貸契約において、チェンジ・オブ・コントロールが存在している場合は、M&Aに先立って、通知と承諾が必要な場合があります。
重要な契約にチェンジ・オブ・コントロール条項がないかどうかは、デューデリジェンス時に買主側の弁護士などが法務DDの一貫として確認します。
重要な契約にチェンジ・オブ・コントロール条項が存在するケースにおいては、クロージングの前提条件として、契約が継続される旨の確約があること等を入れることで、買主側のリスクをヘッジすることも考えられます。
written by @raq_reezy
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