M&A用語:差止訴訟とは

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差止訴訟とは

差止訴訟とは、株式会社の株主が取締役の行動等に対して、差止の訴訟を提起することを指します。

株主保護として、一定の場合に、株主は取締役の行動に対して差止請求を行うことができますが、法的に担保するために、実務上は差止訴訟を起こして、必要に応じて、民事保全法に基づき差止の仮処分を申請するということが行われます。

会社法によって、組織再編行為に対して差止めを請求できるようになったため、対象企業の株主がM&Aに反対している場合は、このような差止訴訟が発生する可能性があります。そのため、クロージングの前提条件として、差止訴訟の不存在が盛り込まれるという運用が一般的に行われています。

written by @raq_reezy

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