ヒップホップ用語:クリップスとは

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クリップスとは

クリップスとは、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として、全米に広がったカラーギャングのチームを指します。

1970年頃に、レイモンド・ワシントン、スタンリー・ウィリアムズ、マック・トーマスらによって結成されました。特徴としては、青色のバンダナやキャップ、Tシャツなど、青いものを身に着けるというものがあります。これがカラーギャングと呼ばれる由縁です。

クリップスは、著しい速度で拡大したため、それに対抗するために他のギャングが組織化してブラッズが生まれました。ブラッズは赤色のものを身につけており、クリップスとブラッズは全米で抗争を繰り広げています。ブラッズとクリップスは、1980年代になるとクラックブームに乗って、さらに勢力を拡大していきました。

ロサンゼルスを中心とするウェストコースト(西海岸)では、こうしたカラーギャングの文化が根強かったため、カラーギャングの世界観をリリックに取り入れたギャングスタラップが誕生しました。

なお、ラッパーの中にはギャング出身者も多く、クリップス出身のラッパーとしては、アイス・Tアイス・キューブスヌープ・ドッグニプシー・ハッスルロディ・リッチなどがあげられます。

written by @raq_reezy

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