日本庭園用語:幹巻きとは

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幹巻きとは

幹巻きとは、冬の間、松の幹などにワラなどを巻きつけることを指します。

樹木には、表皮の裏に形成層という部分があり、根から吸い上げられた水はここを通って枝葉に向かいます。しかし、冬になるとこの活動が休眠して、形成層が乾燥します。そして、形成層が乾燥した状態で冬の寒風があたっていると、樹木が枯死してしまう場合があります。そこで、寒風から樹木を守るために、幹巻きが行われます。

夏場にも、日差しの強さで樹木の形成層が乾燥しそうな場合には、幹巻きが行われる場合があります。

その他、冬の日本庭園の手入れとしては、苔などを凍死から守るための敷き松葉や松の枝が雪の重みで折れることを防ぐための雪吊りもあります。

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