日本庭園用語:役木とは

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役木とは

役木とは、庭に配植される樹木の中で、特定の役割を担っているものを指します。

江戸時代に書かれた『築山庭造伝』の後編には、古くから日本庭園にみられる役木が解説されています。

例えば、庭のメインとなるシンボルツリーは「正真木」、正真木と対になる木を「景養木」、枝葉から朝日がこぼれるように庭の東側に植えられる木を「寂然木」、夕陽を美しく透かすために庭の西側に植えられる木を「夕陽木」、石燈籠が裸にならないように添えて植えられる木を「燈籠控えの木」、露地(茶庭)における茶室の軒や内腰掛などの近くに植えられる木を「庵添えの木」などと呼びます。

役木には、それぞれ常盤木(常緑樹)落葉樹の相性もあります。例えば、正真木が落葉樹であれば、景養木はバランスをとるために常緑樹にするのが一般的です。また、寂然木は常緑樹を用い、夕陽木には夕陽によって綺麗に染まるカエデなどの落葉樹が選ばれます。

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