日本庭園の特徴は?日本庭園にあるもの7選をわかりやすく解説

日本庭園の特徴は?日本庭園にあるもの7選をわかりやすく解説

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はじめに

日本庭園の特徴や、日本庭園にあるものを知りたい方へ。

この記事では、以下の内容を説明しています。

この記事の内容

  • 日本庭園にあるものを7つ紹介
  • 水風景(池や滝)、石組、砂利、役木、石燈籠、蹲踞と手水鉢、鹿おどし、竹垣など
  • それぞれについての詳しい説明記事を紹介

まずは、この記事をざっくりと読んでいただいた上で、さらに細かく説明している個別の記事を読んでみてください。

written by @raq_reezy

日本庭園にあるもの(1):水風景(池・遣水・滝)

日本庭園にあるもの:水風景(池・滝・遣水)

日本庭園にあるもの:水風景(池・滝・遣水)

日本庭園の多くには水風景がある

日本庭園は、もともと神社の境内に神池・神島をつくる文化を起源とした池泉庭園が主流です。そのため、多くの日本庭園には水風景があります。

平安時代に書かれた『作庭記』によると、水は庭の東側から遣水(人工的な小川)で引いてきて、流れの途中には滝などもつくり、最終的には池に流れ込むようにつくるのが良いとされています。平安貴族たちは、遣水にお酒を注いだ器を流して自分のところにくるまでに和歌を読む「曲水の宴を楽しんだり、池に舟を浮かべて管弦に興じたりと、水風景のある日本庭園を満喫していました。

また、ちょっと変わった水風景としては、江戸時代の大名庭園には田園風景がつくられたりもしています。

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日本庭園にあるもの(2):石組

日本庭園にあるもの:石組

日本庭園にあるもの:石組

様々な石組を知ると、日本庭園をさらに楽しめる

次に注目したいのが石組(いわぐみ)です。

ぱっと見ると乱雑に並べられたような巨石も、実は様々な決まりや意図を持って、そこに置かれています

例えば、縁起が良いとされる七・五・三に分けて石を配置する七五三石組、中国の仙人思想に登場する蓬莱島に見立てた石を池の中心に置く神仙蓬莱石組、鶴と亀を並べて配置する鶴亀石組など、日本庭園の石組は本当に様々です。池泉庭園や枯山水庭園を楽しむ上で、石組の知識は必須だといえるでしょう。

もしも自分で日本庭園を作ろうと思ったときにも、広大な敷地がないと水風景をつくるのは難しいですが、石組であれば知識が役に立ちますね。

日本庭園の石組について、さらに詳しく知る

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日本庭園にあるもの(3):役木・植物

日本庭園にあるもの:役木(植物)

日本庭園にあるもの:役木(植物)

日本庭園の樹木・植物には役割がある?

日本庭園では、樹木や植物に注目すると、さらに楽しめます。

日本庭園では、樹木を「役木」と呼ぶように、それぞれの木には役割があります。例えば、庭のシンボルツリーである「正真木」、西陽を浴びるように南庭の西側に植える紅葉などの「夕陽木」などがあります。江戸時代の作庭書『築山庭造伝』には、様々な役木の種類が説明されています

それぞれの役木は、常盤木(常緑樹)落葉樹がバランスよく配植されます。

日本庭園の役木・植物について、さらに詳しく知る

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日本庭園にあるもの(4):砂利・飛石・敷石

日本庭園にあるもの:砂利・飛石・敷石

日本庭園にあるもの:砂利・飛石・敷石

深山幽谷を表現する砂利・飛石・敷石

日本庭園で足下に目を向けると、砂利や飛石敷石などがあります。

砂利には、白川砂ビリ砂利錆砂利などの種類があります。

また、露地(茶亭)においては、山の中の風景を再現するように庭をつくりますが、その中で人が歩く道を示すように、砂利や苔に埋められる形で飛石や敷石が置かれました外露地中門を潜ったあたりには、やや人工的な雰囲気のある敷石が置かれることが多く、庭の奥に入っていくに連れて、自然の中を感じさせる飛石が置かれることが多くなっていきます。

また、亭主石などのように、どこにどういった大きさの飛石を置くといったセオリーもあります。こちらも知っておくと、さらに日本庭園を楽しめるでしょう。

砂利・飛石・敷石について、さらに詳しく知る

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日本庭園にあるもの(5):石燈籠

日本庭園にあるもの:石燈籠

日本庭園にあるもの:石燈籠

千利休が露地(茶庭)に取り入れた石燈籠

今では日本庭園で必ずと言ってよいほど見かける石燈籠ですが、もともとは千利休が露地(茶亭)に取り入れたのが始まりだとされています。千利休は、明け方に石燈籠の残り火をみて侘び・寂びの美を感じとり、庭に取り入れたといいます。

千利休が桃山時代に大成させた茶道は、多くの大名が熱狂する文化となったため、大名庭園などの池泉庭園にも取り入れられるようになりました。

石燈籠について、さらに詳しく知る

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日本庭園にあるもの(6):蹲踞(手水鉢)・鹿おどし・水琴窟

日本庭園にあるもの:蹲踞(手水鉢)・鹿おどし・水琴窟

日本庭園にあるもの:蹲踞(手水鉢)・鹿おどし・水琴窟

露地(茶庭)に置かれる蹲踞(手水鉢)は音も楽しむ

手を洗うための水を貯めておく鉢のことを手水鉢といいます。露地(茶庭)では、お茶をいただく前に手を清めるために、手水鉢が内露地に置かれました。手水鉢と周りの石組をあわせて蹲踞(つくばい)といいます。これは手を洗うときに屈む(つくばう)ことに由来しています。

また、露地は基本的に池がない庭ですが、蹲踞のところには水があるため、それを用いて水の音を楽しむ工夫がされるようになりました。具体的には、鹿おどし水琴窟があります。

蹲踞(手水鉢)・鹿おどし・水琴窟について、さらに詳しく知る

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日本庭園にあるもの(7):竹垣・生垣

日本庭園にあるもの:竹垣

日本庭園にあるもの:竹垣

竹垣・生垣を用いた、侘び・寂びのある仕切り

竹垣生垣は、どちらも通路を示したり、空間を仕切るために用いられます。

生垣は、草木を寄せ植えした上で、刈り込みを入れて壁状の形にする方法で作られます。一方、竹垣は、何本もの竹を結び合わせることで作られます。

生垣は池泉庭園などに用いられることが多く、竹垣は露地(茶庭)などに用いられることが多いです。

竹垣・生垣について、さらに詳しく知る

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まとめ

今回は、日本庭園にあるものについて解説しました。

  1. 水風景(池や滝)
    日本庭園の多くは池泉庭園であり、池や遣水、滝などの水風景が存在する
  2. 石組
    石組は日本庭園の見所のひとつ。神仙蓬莱石組滝石組七五三石組など、様々な石組が存在する
  3. 砂利・飛石・敷石
    枯山水露地には砂利がある。多くの枯山水には白川砂が使われていた。露地には錆砂利なども使われた。また、砂利に埋める形で道を示す飛石などが置かれる
  4. 役木
    日本庭園には、役割を持つ樹木である役木がある。江戸時代の作庭書『築山庭造伝』には様々な役木が紹介されている。
  5. 石燈籠
    石燈籠は、千利休が明け方の残り火に侘び・寂びの精神を感じて、露地(茶庭)に取り入れた。
  6. 蹲踞と手水鉢、鹿おどし
    露地(茶庭)には、手を洗うための手水鉢が置かれる。手水鉢を取り囲む石とあわせて蹲踞と呼ぶ。鹿おどし水琴窟などの音を楽しむ仕掛けがあわせて作られることもある
  7. 竹垣・生垣
    日本庭園の仕切りには、寄植刈り込んで作られる生垣、竹を編んでつくられる竹垣が使用される

以上です。

日本庭園を観るときには、ぜひこうした要素にも注目して楽しんでみてください。

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