刈り込みとは
刈り込みとは、草木を刈り込んで、人工的に形をつくることを指します。
例えば、生垣などは草木を刈り込んで塀状にすることで作られます。その他にも、低木の植え込みを刈り込んで築山の代わりにする大刈込と呼ばれる手法もあります。
従来、日本庭園においては自然を再現することが重視されてきたため、人工的に手を加えるということは主流ではありませんでしたが、室町時代や桃山時代に刈り込みの手法が登場して広まると、その独特の見た目から、江戸時代に流行しました。
刈り込みを行う木としては、生命力が高い常緑樹が用いられるのが一般的です。
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関連参考書籍
本記事を書くにあたり、以下の書籍を参考にしています。日本庭園の種類や歴史、構成要素について、初心者にもわかりやすく解説されています。
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