日本庭園用語:刈り込みとは

日本庭園の用語集

sponcered by







刈り込みとは

刈り込みとは、草木を刈り込んで、人工的に形をつくることを指します。

例えば、生垣などは草木を刈り込んで塀状にすることで作られます。その他にも、低木の植え込みを刈り込んで築山の代わりにする大刈込と呼ばれる手法もあります。

従来、日本庭園においては自然を再現することが重視されてきたため、人工的に手を加えるということは主流ではありませんでしたが、室町時代や桃山時代に刈り込みの手法が登場して広まると、その独特の見た目から、江戸時代に流行しました。

刈り込みを行う木としては、生命力が高い常緑樹が用いられるのが一般的です。

関連記事

日本庭園の植物は?役木(庭木)の種類や下草・苔・花を解説

日本庭園の植物は?役木(庭木)の種類や下草・苔・花を解説

2022年1月10日
日本庭園の特徴は?日本庭園にあるもの7選をわかりやすく解説

日本庭園の特徴は?日本庭園にあるもの7選をわかりやすく解説

2021年10月18日

関連日本庭園

  • 銀閣寺(慈照寺)

関連参考書籍

本記事を書くにあたり、以下の書籍を参考にしています。日本庭園の種類や歴史、構成要素について、初心者にもわかりやすく解説されています。

日本庭園の用語集に戻る

日本庭園の用語集

日本庭園の用語集

2021年8月17日

日本庭園のトップに戻る

日本庭園ガイド

日本庭園ガイド

2021年8月17日

sponcered by







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

ラップをしています!アルバム『アウフヘーベン』、EP『Lost Tapes vol.1』、『Lost Tapes col.2』を発売中!