DTM・宅録用語:リミッターとは

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リミッターとは

リミッターとは、コンプレッサーのような音量圧縮系のプラグインの一種です。

コンプレッサーが、スレッショルド(閾値)を超えた音を、アタックで設定した時間に応じて、一定の比率で緩やかに圧縮していくのに対して、リミッターは設定したスレッショルドを超えた音量をただちにスレッショルドの値まで圧縮します。

言い換えると、リミッターを設定すると、すべての音量は最大でもスレッショルドで設定した値までになるということです。

音量を圧縮するにあたっては、コンプレッサーの方が柔軟性もありナチュラルに圧縮できるため、ダイナミックレンジを狭めるといった用途のときは基本的にはコンプレッサーが利用されることが多いですが、コンプレッサーで圧縮しきれなかった部分で音割れが生じないように保険としてリミッターを掛けておくといった使われ方をされることもあります。

例えば、マスタリング時には積極的に音圧を稼ぐ(参照:音圧戦争)ということが行われるので、その際に音が割れないようにリミッターを保険的に掛けておくことが多いです。

written by @raq_reezy

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