日本庭園用語:借景とは
借景とは 借景とは、遠景の一部として、庭の後ろにある景色を利用することを指します。 例えば、京都の円通寺や正伝寺は比叡山を借景としています。近年は、間にビルなどが立つことで、従来の日本庭園の借景が損なわれることがあり、京…
借景とは 借景とは、遠景の一部として、庭の後ろにある景色を利用することを指します。 例えば、京都の円通寺や正伝寺は比叡山を借景としています。近年は、間にビルなどが立つことで、従来の日本庭園の借景が損なわれることがあり、京…
はじめに RAQ MAGAZINEは「好奇心で世界を楽しもう」をキーワードに、新しい知識をつけて、毎日をもっと楽しむためのコンテンツを提供しています。 特に、現在は「新しい趣味を持ちたい」、「新しいことを始めたい」と思っ…
下草とは 下草とは、役木の株元に植える草を指します。 役木のほかにも、石燈籠や池、石の周りに植えることもあり、お互いを引き立てる効果が期待できます。日本庭園では、侘び・寂びの観点から、あまり下草をまとめて植えること(寄植…
鹿おどしとは 鹿おどしとは、先端が斜めに切られた竹筒に一定の水が溜まると、その重みでひっくり返って「コーン」という音を鳴らす置物です。庭に独特の音風景を加える役割を持ちます。 元々は、畑を荒らす鹿などの害獣を驚かせて追い…
敷き松葉とは 敷き松葉とは、地面に松葉を敷くことを指します。 主に冬場に苔を霜や凍結から守るために行われ、雪が降らない寒冷地では必須の行事となっています。また、露地(茶庭)においては、冬を感じさせる趣から、好んで敷き松葉…
敷石とは 敷石とは、庭に道状に敷き並べた平らな石を指します。 ひとつひとつの石が離れて並べられる飛石に対して、敷石は文字通り、隙間なく石を敷き詰めて、道のような形がつくられます。飛石よりも歩きやすいのがメリットで、露地(…
砂紋(箒目)とは 砂紋(箒目)とは、枯山水において、白川砂などの砂利につけた波模様を指します。 枯山水は、池泉庭園とは違って、実際に水を用いることはしませんが、砂や石、苔によって、大自然や水を表現します。このとき、砂利に…
錆砂利とは 錆砂利とは、錆びて茶色くなった砂利のことを指します。 もともと枯山水の日本庭園では京都で取れる白川砂が使われていましたが、徐々に白川砂の入手が難しくなると、錆砂利やビリ砂利が使われるようになっていきました。 …
作庭記とは 『作庭記』とは、平安時代後期に書かれた、日本初の本格的な庭園に関する書物です。 もともとは『前栽秘抄』と呼ばれており、江戸時代中期に塙保己一が編纂した『群書類従』にその内容が収録されたことで、作庭記として広ま…
近景とは 池泉鑑賞式庭園や枯山水など、部屋から鑑賞する種類の日本庭園においては、特に奥行きの演出が重要になります。 そこで、庭の中に近景・中景・遠景それぞれで配植や石組みによって差異をつくり、奥行きを演出するという日本庭…
曲水の宴とは 曲水の宴とは、平安時代の貴族たちが好んだ遊びです。 具体的には、遣水にお酒の乗った器を流して、それが自分のところに流れてくるまでに和歌を読んでお酒を飲むというもので、平安時代版の優雅な飲み会ゲームといった感…
気勢とは 気勢とは、木や石などがどちらの方向に勢いを持っているかを指します。 例えば、右側に向かって枝がたくさん生えている木であれば、右向きに気勢が出ていることになります。あるいは、左上に向かって尖っている石であれば、左…
枯山水とは 枯山水とは、池や水のない日本庭園を指します。 日本庭園の起源は神池・神島にあること等から、もともと日本庭園においては池泉庭園が主流でした。平安時代には庭の東の遣水から水を引いて、南に池、北には山をつくるのが一…
刈り込みとは 刈り込みとは、草木を刈り込んで、人工的に形をつくることを指します。 例えば、生垣などは草木を刈り込んで塀状にすることで作られます。その他にも、低木の植え込みを刈り込んで築山の代わりにする大刈込と呼ばれる手法…
遠景とは 池泉鑑賞式の日本庭園や枯山水などの、部屋から鑑賞するような日本庭園においてはは、奥行きの表現が特に重要です。 そのため、配植や石組みなどによって、近景・中景・遠景を作り出して奥行きを出すという手法が用いられます…
内露地とは 内露地とは、露地(茶庭)において、中門よりも内側(茶席側)を指します。 お茶に招かれた客は、亭主が出迎える前に内露地に入るのはマナー違反で、外露地(中門よりも外側)にある外腰掛という椅子に座って、他の参加者や…
内腰掛(うちこしかけ)とは 内腰掛(うちこしかけ)とは、露地(茶庭)において、内露地に置かれた腰掛(椅子)のことです。 露地(茶庭)で客を招くにあたっては、まず、外露地で外腰掛に座って待っている客を主人が亭主石のあたりで…
植え込みとは 植え込みとは、日本庭園において草木を特に多く植え込んだ場所を指します。前栽とも呼びます。 日本庭園においては、灌木類と呼ばれる背の低い樹木が用いられることが多いです。灌木類を何十本と植え込んで刈り込みを行い…
石燈籠とは 石燈籠は、仏教とともに日本に伝来し、神仏への献灯を目的に寺社に置かれるようになりました。 桃山時代に入ると、千利休は石燈籠に灯る明け方の残り火に侘び・寂びの風情を感じ、庭に置いて、夜の茶事の灯りとして用いるよ…
生垣(いけがき)とは 生垣は、草木を塀状に刈り込みしたものを指します。 元々、日本庭園は自然を再現するということが重視されており、刈り込みという人為的な手を加えた生垣は主流ではありませんでしたが、室町時代の後期から行われ…
池泉庭園とは 池泉庭園とは、池がある日本庭園のことを指します。「山水」や「林泉」と呼ぶこともあります。 日本庭園の起源は、古くは神社の境内にみられた神池・神島をルーツとしています。そこに仏教の影響が入ってきて、日本庭園の…
この記事は準備中です 日本庭園の種類 日本庭園の種類 日本庭園の種類の目次 池泉庭園とは?特徴や分類、人気の日本庭園を解説 枯山水(日本庭園)とは?特徴や歴史、代表的な庭園を解説 露地(茶庭)とは?庭の構成や図面、石、植…
あいうえお順で探す あ・か・さ行 た・な・は行 ま・や・ら行 わをん・英語・数字 「日本庭園」のトップに戻る
宅録完全ガイドやおすすめ機材はこちら! はじめに 歌ってみたやボーカルの宅録のために、おすすめのオーディオ・インターフェースを探している方へ。 この記事では、以下の内容を説明しています。 自分にぴったりのオーディオ・イン…
宅録完全ガイドやおすすめ機材はこちら! はじめに 歌ってみたやボーカルの宅録やミックスをするために、おすすめのヘッドホンを探している方へ。 この記事では、以下の内容を説明しています。 自分にぴったりの宅録用ヘッドフォンを…
宅録完全ガイドやおすすめ機材はこちら! はじめに 歌ってみたやボーカルの宅録などをするために、おすすめのコンデンサーマイクを探している方へ。 この記事では、以下の内容を説明しています。 自分にぴったりのコンデンサーマイク…
DAWソフトとは DAWソフトとは、デジタル・オーディオ・ウェアハウスの略で、音楽製作やミックスに関するあらゆる機能が用意されたソフトウェアを指します。 様々な楽器の音色を打ち込んで音源を製作したり、オーディオ・インター…
BPMとは BPMとは、Beats Per Minuteの略で、音楽のテンポを表す単位です。 具体的には、1分間に四分音符が何回入るかを示しています。たとえば、BPMが80であれば、1分間に四分音符が80回入るテンポの曲…
AKGとは AKGは、オーストリア、ウィーン発の音響機材メーカーです。 コンデンサーマイクやヘッドフォン、各種エフェクターなどを開発しています。 コンデンサーマイクの「AKG C214」などは、DTMerの中でも人気の定…
レンジとは レンジとは、ディエッサーで設定するパラメーターのひとつです。 ディエッサーは、ボーカルのアカペラから歯擦音(しさつおん)を取り除くプラグインですが、歯擦音は、音域でいうと超高音域に存在することが多いという特徴…