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ポーカーのフォールドとは
ポーカーのフォールドとは、ゲームを降りることです。ドロップともいいます。
フォールドするとチップを失う
フォールドすると、その時点で負けになり、このゲームが終わるまで、以降参加しません。また、それまでにベットしたチップは戻ってきません。
チップが戻ってこないというと、フォールドをすると損をするように感じるかもしれませんが、弱いハンドでゲームに参加し続けると、さらにチップを失うことになるので、潔くフォールドすることは、とても大切です。
フォールドのやり方
フォールドするときは「フォールド」と宣言して、カードを2枚とも裏向きで前に出します。
騒がしい場所では、「フォールド」と「コール」が聞き分けにくいため「ドロップ」と言う場合もあります。
フォールド時のカードの投げ方
フォールドをするときには、カードを前にすっと出せば良いのですが、かっこよく投げる場合もあります。
こちらの動画では、フォールド時のカードの投げ方が複数種類、解説されています。ぜひ自分にあった投げ方を見つけてみてください。
フォールドすべきタイミング
レイズもコールも適切でないとき
基本的に、レイズやコールが適切でないときは、フォールドします。
レイズやコールすべきタイミングについては、以下の記事をご覧ください。
ハンドを見せたくないとき(マック)
リバーで、確実に負けており、ハンドを見せたくないときにもフォールドします。
たとえば、ターンにブラフベットをしたけれど、相手にコールされてしまい、リバーでこのままチェックするとショーダウンに行ってしまうというときは、フォールドすることで、自分のハンドを隠すことができます。
ポーカーは、こちらの情報をなるべく相手に与えない方が良いゲームなので、情報を隠せるときは隠すのが得策です。
ちなみに、このようなフォールドは「マック」と言われます。
フォールドばかりにならない?適切な参加率は?
プリフロップのフォールド率
プリフロップで、自分のフォールドしている確率が50%を超えていると、フォールドばかりしていて大丈夫なのだろうかと思う方もいるかもしれません。
しかし、プロのポーカープレイヤーでも、配られたスターティングハンド全体の20%〜30%程度しかプリフロップでベットしません。特に、自分のポジションがアンダー・ザ・ガンなどのアーリーポジションの場合は、参加率(VPIP)は20%を切るのが一般的です。
適切なスターティングハンド表に基づいてプレイしているのであれば、フォールドが続いても、心配する必要はありません。もしも「自分はフォールドしすぎなのでは」と心配な方は、以下の記事でスターティングハンド表を再度チェックしてみてください。
フロップ以降のフォールド率
フロップ以降は、あまりにタイトにフォールドしすぎると、相手のブラフに対して降りすぎて、チップを失っている可能性があります。
自分のハンドが弱いけれど、今後のカード次第ではナッツハンドやかなり強いハンドが揃う可能性がある場合は、オッズがあうものにはフォールドではなく、コールするようにしましょう。
また、自分のハンドが相手に勝っているか・負けているか分からない局面でのコールかフォールドの判断は、ハンドレンジやコンビナトリクスといった考え方を勉強していくことで、判断の精度を高められますが、難しいものなので、初心者のうちは後回しにして問題ありません。
フォールドしすぎは、コールしすぎよりはマシなので、そこまで気にする必要はありません。
まとめ
フォールドについて説明しました。
- フォールドとは:
フォールドするとチップは戻ってこないが、弱いハンドで参加し続けるよりは、潔くフォールドした方がよい場面は多い - フォールドすべきタイミング:
レイズやコールが適切でないタイミングや、リバーで相手にハンドを見せたくないときにフォールドする - プリフロップでフォールドしすぎ?:
プリフロップでフォールドしすぎか気になるときは、スターティングハンド表をチェックしなおしましょう
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